特許
J-GLOBAL ID:200903094584931477
スタータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-014153
公開番号(公開出願番号):特開2003-214305
出願日: 2002年01月23日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 可動接点11の発熱によるスタータ1への悪影響を防止すること。【解決手段】 本実施例のスタータ1は、ピニオンギヤ4がリングギヤ7に噛み合うまでは、可動接点11の高抵抗部材11aが固定接点10に接触しているので、ピニオンギヤ4とリングギヤ7との噛み合い不良が発生すると、高抵抗部材11aが固定接点10に接触したまま始動用モータ2への通電が継続される。その結果、高抵抗部材11aが発熱して高抵抗部材11aの温度が上昇する。そこで、例えば高抵抗部材11aまたは固定接点10の温度を検出する温度センサ18の検出温度が許容温度を超えている場合は、ピニオンギヤ4とリングギヤ7との噛み合い不良が発生したものと判断して、ECU14により接点駆動用モータ13への通電を停止することにより、高抵抗部材11aの温度異常によるスタータ1への悪影響を防止できる。
請求項(抜粋):
エンジンを始動するための回転力を発生する始動用モータと、この始動用モータの通電回路をON/OFF制御する通電制御手段と、前記始動用モータに駆動されて回転する出力軸と、この出力軸上に配置されるピニオンギヤと、前記出力軸が回転する前に前記ピニオンギヤの回転を規制する規制手段と、この規制手段により回転規制された前記ピニオンギヤに対し、前記出力軸の回転を受けてスラスト力を付与するヘリカルスプライン機構とを備え、前記スラスト力により前記ピニオンギヤが前記出力軸上を移動してエンジンのリングギヤに噛み合う回転規制噛合い式スタータであって、前記通電制御手段は、前記通電回路に設けられた固定接点に対向して可動する可動接点と、この可動接点を反固定接点方向に付勢するリターンスプリングと、このリターンスプリングの付勢力に抗して前記可動接点を前記固定接点側へ駆動する接点駆動用モータと、前記ピニオンギヤと前記リングギヤとの噛合い不良を検出する噛合い不良検出手段と、前記ピニオンギヤと前記リングギヤとの噛合い不良が検出された時に前記接点駆動用モータへの通電を停止する通電停止手段とを備えていることを特徴とするスタータ。
FI (3件):
F02N 11/08 X
, F02N 11/08 L
, F02N 11/08 W
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