特許
J-GLOBAL ID:200903094585774049
ディーゼル機関のパティキュレート排出量推定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大庭 咲夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-111925
公開番号(公開出願番号):特開2003-307110
出願日: 2002年04月15日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 過渡運転状態となっても精度良くリアルタイムでパティキュレート排出量を推定し得るパティキュレート排出量推定装置を提供すること。【解決手段】 このパティキュレート排出量推定装置は、単位時間あたりのパティキュレート排出量をPM、パティキュレート生成定数をAsft、パティキュレート酸化定数をAsot、単位時間あたりの燃料噴射量をQ、排気酸素濃度を表す値をX02、及び定数をCとするとき、PM=Asft・Q/(Asot・XO2)+C/exp(Asot・XO2)なる式に基いてパティキュレート排出量を推定する。パティキュレート生成定数Asft、及びパティキュレート酸化定数Asotは、燃料噴射量及び機関回転速度を一定に維持した定常運転状態において排気酸素濃度を変更し、変更した排気酸素濃度と測定したパティキュレート排出量とからなるデータ点を上述した式が通るように決定される。
請求項(抜粋):
ディーゼル機関の燃料噴射量及び機関回転速度を一定に維持した定常運転状態にて排気酸素濃度を変更するとともに、同変更された異なる排気酸素濃度のそれぞれに対してパティキュレート排出量を測定し、同変更した各排気酸素濃度及び同各排気酸素濃度に対して測定された同各パティキュレート排出量からなるデータに基いて、同一定に維持した燃料噴射量及び同一定に維持した機関回転速度で定まる運転状態に対するパティキュレート生成定数及びパティキュレート酸化定数を決定する作業を、それぞれが所定の燃料噴射量及び所定の機関回転速度で定まる複数の運転状態について実行することにより形成された、燃料噴射量及び機関回転速度の組み合わせとパティキュレート生成定数との関係を規定した生成定数テーブルと、燃料噴射量及び機関回転速度の組み合わせとパティキュレート酸化定数との関係を規定した酸化定数テーブルとを記憶した記憶手段と、実際の燃料噴射量を表す値を取得する燃料噴射量取得手段と、実際の機関回転速度を検出する機関回転速度検出手段と、実際の排気酸素濃度を表す値を取得する排気酸素濃度取得手段と、前記取得された燃料噴射量を表す値と、前記検出された機関回転速度と、前記生成定数テーブル及び前記酸化定数テーブルと、に基いてパティキュレート排出量を推定するために使用するパティキュレート生成定数とパティキュレート酸化定数とを決定するとともに、同決定されたパティキュレート生成定数と、同決定されたパティキュレート酸化定数と、前記取得された排気酸素濃度を表す値とに基いてパティキュレート排出量を推定するパティキュレート排出量推定手段と、を備えてなるディーゼル機関のパティキュレート排出量推定装置。
IPC (3件):
F01N 3/00
, G01N 27/27
, G01N 27/416
FI (4件):
F01N 3/00 F
, G01N 27/46 B
, G01N 27/46 C
, G01N 27/46 M
Fターム (37件):
3G091AA02
, 3G091AA10
, 3G091AA11
, 3G091AA18
, 3G091AA28
, 3G091AB02
, 3G091AB04
, 3G091AB13
, 3G091BA00
, 3G091BA14
, 3G091CA13
, 3G091CA18
, 3G091CB02
, 3G091CB03
, 3G091CB08
, 3G091DB10
, 3G091DB13
, 3G091DC02
, 3G091EA01
, 3G091EA07
, 3G091EA08
, 3G091EA12
, 3G091EA15
, 3G091EA21
, 3G091EA23
, 3G091FB10
, 3G091GA06
, 3G091GB01X
, 3G091GB05W
, 3G091GB06W
, 3G091GB10X
, 3G091GB17X
, 3G091HA14
, 3G091HA36
, 3G091HB03
, 3G091HB05
, 3G091HB06
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