特許

J-GLOBAL ID：200903094589282949

転がり軸受

発明者： 松本 洋一 ,  永戸 孝
出願人/特許権者： 日本精工株式会社
代理人 (1件)： 森 哲也 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-282624
公開番号（公開出願番号）：特開2000-110841
出願日： 1998年10月05日
公開日（公表日）： 2000年04月18日
要約：

【要約】【課題】外部から潤滑剤に水分が混入しても、寿命低下の少ない転がり軸受を提供する。【解決手段】潤滑剤に水分が混入する環境下で使用される鋼製の転がり軸受の場合、水分が最も滞留し易い転がり面(固定側軌道輪の軌道面)に、酸化物系非金属介在物を起点とする応力腐食割れが発生して短寿命となりやすい。そこで、少なくとも固定側軌道輪の軌道面上には、素地との間の空隙に水分が浸入し易い平均直径100μmを越える酸化物系非金属介在物は存在しないことを、予め非破壊検査により保証して、水浸入にともなう応力腐食割れによる短寿命化を防止した。

請求項（抜粋）：

潤滑剤に水分が混入する環境下で使用される鋼製の転がり軸受において、少なくとも固定側軌道輪の軌道面上には、平均直径100μmを越える酸化物系非金属介在物は存在しないことが非破壊検査により検証されていることを特徴とする転がり軸受。

IPC (2件)：

F16C 33/62 ,  G01N 29/10 501

FI (2件)：

F16C 33/62 ,  G01N 29/10 501

Fターム (11件)：

2G047AA07 ,  2G047AB00 ,  2G047BA03 ,  2G047BC10 ,  2G047EA11 ,  3J101AA01 ,  3J101BA51 ,  3J101EA02 ,  3J101FA08 ,  3J101FA21 ,  3J101FA31