特許
J-GLOBAL ID:200903094593471802

燃料電池の燃料切替方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-200329
公開番号(公開出願番号):特開平5-047401
出願日: 1991年08月09日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 燃料切替が可能な燃料電池発電システムにおいて、燃料切替時にも所定の電池出力を安定に得ることができるようにする。【構成】 主燃料1の供給量の異常をセンサ39で検出し、制御装置53が燃料電池14出力と主燃料1の供給量の低下に応じて、予備燃料38の供給量を予め記憶させてある最適な値に変更する。また、制御装置53は、主燃料1及び予備燃料38の供給量に応じて、主燃料1及び予備燃料38の改質用の水蒸気37の供給量、改質装置5の温度を予め記憶させてある最適な値に変更する。これにより、改質用水蒸気の供給量,燃料の供給量,改質反応熱といった両者の改質条件の違いから、燃料切替時に一時的に改質ガス中の水素量が減少して起こる燃料電池14出力の過渡的な低下を抑制する。
請求項(抜粋):
燃料電池、この燃料電池に主燃料を供給する主燃料供給系、該燃料電池に予備燃料を供給する予備燃料供給系、該主燃料および該予備燃料の改質を行い電池反応に必要な水素リッチガスをつくる燃料改質装置を含む燃料改質系、該燃料電池に酸化剤を供給する酸化剤供給系、該燃料電池および周辺装置の冷却を行う冷却系、および付属装置からなり、該燃料電池燃料極排ガスを該改質装置バーナの燃料ガスとして使用する燃料電池発電システムにおいて、前記主燃料供給系入口における前記主燃料の供給量の異常を検知し、該主燃料の供給量の低下に応じてこの主燃料の供給量の低下を補い所定の該燃料電池出力を得るために必要な所定量の前記予備燃料を供給するとともに、該主燃料と該予備燃料の供給量に応じて該改質用水蒸気の供給量を制御し、また、該主燃料あるいは該予備燃料の供給量を制御することによって該燃料電池燃料極での水素利用率を制御し、あるいは前記燃料極排ガスの前記改質装置バーナへの供給量を制御することによって該改質装置バーナ燃料である燃料極排ガス中の水素の該改質装置バーナへの供給量を制御し、該改質装置温度を該主燃料と該予備燃料の該改質に適した最適な値に制御することを特徴とした燃料電池の燃料切替方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-068862
  • 特開平2-056866

前のページに戻る