特許
J-GLOBAL ID:200903094596100368

カラー陰極線管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-161333
公開番号(公開出願番号):特開平8-031332
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】画面の中央部と周辺部の全てにおいて解像度を向上させたカラー陰極線管を提供する。【構成】2分割した集束電極24の静電4重極レンズを構成する第1種集束電極241と第2種集束電極242との間に形成する第2種集束電極242に接続する板状電極243の板長を中央電子ビームの通路の上下部分2430で長くするか、あるいは間隔を狭くすることにより、または、第1種集束電極241の電子ビーム通過孔を形成した電極245の中央電子ビーム通過孔の形状を外側電子ビームの電子ビーム通過孔形状に比較して縦長とする。
請求項(抜粋):
水平方向に配列され、かつ制御された3本の電子ビームを発生する電子ビーム発生部と、前記電子ビーム発生部からの前記3本の電子ビームを蛍光面に集束させる主レンズ部を有する電子銃と、前記3本の電子ビームを蛍光面上で走査させるための偏向ヨークとを少なくとも具備したカラー陰極線管において、前記主レンズ部は、最高電圧である加速電圧が印加される加速電極と、第1種の集束電圧が印加される第1種の集束電極群と、第2種の集束電圧が印加される第2種の集束電極群とを少なくとも含み、前記加速電極には前記第2種の集束電極群に属する電極が隣接し、前記第2種の集束電圧は一定電圧に電子ビーム偏向量に応じて変化するダイナミック電圧が重畳されてなり、前記第1種の集束電極群および第2種の集束電極群の対向部分のうち、少なくとも一箇所に前記電子ビームを水平方向に集束させ、垂直方向に発散させる作用を有する非軸対称電子レンズが形成されており、前記非軸対称電子レンズは、前記第2種の集束電極群に属する電極の、前記第1種の集束電極群に属する電極に対向する端面に設けられた電子ビーム通過孔の垂直方向上下に配置され、前記第2種の集束電極群に属する電極と電気的に接続された板状電極対を含む電極構造により形成され、前記板状電極対は前記3本の電子ビームのうちの中央の電子ビーム通路の垂直方向上下部分に、外側の電子ビーム通路の垂直方向上下部分に比較してそのレンズ強度が大きく作用する形状を備えたことを特徴とするカラー陰極線管。
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平3-283236
  • 特開平2-072546
  • 特開平2-189842
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