特許
J-GLOBAL ID:200903094610825222

回転部材のシール構造及びその組付方法並びにシール方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-136627
公開番号(公開出願番号):特開平5-332456
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 対向外周面及び対向内周面間に簡単に良好なラビリンス効果を得て、両部材の軸方向隙間を確実かつ良好にシールすることができるシール構造とその組付方法並びにシール方法を提供する。【構成】 静止側部材3と回転部材4との対向外周面5及び対向内周面6に環状の第1,第2シール突起11,12を食い違い状に設け、対向外周面5に突設する第1シール突起11の外径D1を対向内周面6に突設する第2シール突起12の内径D2より小径とすると共に、両部材のうち対向内周面6をもった一方部材3又は4を他方に対し熱膨張率の小さい材料で形成して、運転時の温度上昇で各シール突起11,12をラップさせることにより、軸方向隙間を確実かつ良好にシールできるようにした。
請求項(抜粋):
静止側部材3に対向して回転する回転部材4のシール構造であって、前記静止側部材3と回転部材4とが相互に対向する対向外周面5と対向内周面6とに、それぞれ対向周面方向に突出する環状のシール突起11,12を食い違い状に設けると共に、前記対向外周面5に突設する第1シール突起11の外径D1を、前記対向内周面6に突設する第2シール突起12の内径D2より小径とする一方、前記対向内周面6をもった一方部材3又は4を、前記対向外周面5をもった他方部材4又は3に対し熱膨張率の小さい材料で形成していることを特徴とする回転部材のシール構造。

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