特許
J-GLOBAL ID:200903094617527863

燃料電池システムのガス循環装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 三好 秀和 ,  三好 保男 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  栗原 彰 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-275307
公開番号(公開出願番号):特開2004-111323
出願日: 2002年09月20日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】逆止弁の順方向の圧力損失を最小限に抑えて、燃料電池に供給する必要反応ガス量に対する実際の流入反応ガス量の比を大きくし、燃料電池システムの運転性を向上させる。【解決手段】燃料電池スタック27には、高圧燃料ガスタンク21から高圧の燃料ガスを燃料供給管25を通じて供給する。燃料電池スタック27から排出される燃料は、燃料排出管29からガス循環配管31を経て燃料供給管25に戻す。ガス循環配管31は、2本の並列配管35,37を有し、この各並列配管35,37に、ガス循環ポンプ39,41および逆止弁43,45をそれぞれ設ける。逆止弁43,45は、弁ケース内部に、重力の作用により移動可能な弁体部を有し、燃料ガスの順方向流れの向きが重力の作用の方向とほぼ逆になるように配置する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電解質膜を燃料極と酸化剤極との間に配置した単電池を有する燃料電池と、前記燃料極に燃料ガスを供給する燃料供給管と、前記燃料電池で余った燃料ガスを外部に排出する燃料排出管と、前記酸化剤極に酸化剤ガスを供給する酸化剤供給管と、前記燃料電池で余った酸化剤ガスを外部に排出する酸化剤排出管と、前記燃料排出管あるいは前記酸化剤排出管から前記燃料電池外に排出した余剰の燃料ガスあるいは酸化剤ガスを、再度前記燃料電池の入口側に送り込む互いに並列配置された複数のガス循環ポンプおよびガス循環配管と、前記ガス循環配管の途中または、前記燃料供給管あるいは酸化剤供給管の途中のいずれかに配置されて順方向流れで連通する一方、逆方向流れで遮断する逆止弁と、をそれぞれ備え、前記逆止弁は、弁ケース内部に重力の作用により移動可能な弁体部を有し、この逆止弁を、順方向流れの向きが重力の作用の方向とほぼ逆になるように配置したことを特徴とする燃料電池システムのガス循環装置。
IPC (2件):
H01M8/04 ,  H01M8/10
FI (2件):
H01M8/04 J ,  H01M8/10
Fターム (5件):
5H026AA06 ,  5H026CX05 ,  5H027AA06 ,  5H027BA13 ,  5H027CC06

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