特許
J-GLOBAL ID:200903094626071490
光学素子の成形方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-049713
公開番号(公開出願番号):特開平8-245228
出願日: 1995年03月09日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】厚さの再現性があり、しかも高精度な光学素子を得ることができる光学素子の成形方法を提供する。【構成】プレス成形時に、上下型3,6が最終型閉じ状態の若干手前の設定位置間でトルク制御によって軸9(金型13)を移動させて設定位置に到達させるようにし、トルク制御を行いながら設定位置に到達後直ちに、ガラス素材30が変形しないような小さな力のトルク制御に切り換えてトルクフィードバック制御を行なっているので冷却工程に入ると軸の収縮量と同じ量だけ移動軸9が移動し、軸の実位置は移動するが、ガラス素材の厚さを変化させることなく、型とガラス素材の密着を保ち、見掛け上、位置制御とトルク制御を同時に行うことを可能とする。その後、ガラス転移点(Tg)に近い温度に達したところで最終プレスする。
請求項(抜粋):
上下型一対の型間にガラス素材を配置し、前記型およびガラス素材を加熱して、光学素子をプレス成形する成形方法であって、プレス軸の駆動源にサーボモータを用い、そのトルクをウォームジャッキなどの伝達機構を介してプレス軸の直線運動推力としてプレスを行なう工程と、位置検出器を用いてプレス軸に取り付けられた移動金型の位置を制御する位置制御工程と、荷重検出器により実際の荷重であるプレス力を検出し、該プレス力と予め設定しておいた設定プレス力との差により、サーボモータに加える電流値を閉ループでトルク制御するトルクフィードバック工程と、を具備し、プレス成形時に、上下型が最終型閉じ状態の若干手前の設定位置までトルク制御を行いながら金型を移動させて設定位置に到達するようにし、設定位置に到達後直ちに前記ガラス素材が変形しないような小さな力のトルク制御に切り換え、成形中のガラスの厚さを変形させず、かつガラスと型とが離れないような状態を保持しながら冷却工程に移り、設定温度に到達あるいは設定時間保持後、前記ガラス素材が変形可能なプレス力で最終プレスを行なうようにしたことを特徴とする光学素子の成形方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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