特許
J-GLOBAL ID:200903094627902336

高性能偏平ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-308911
公開番号(公開出願番号):特開平10-071809
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 特にスチールコードを有する高性能偏平ラジアルタイヤのベルト端セパレーションを解決する。【解決手段】 偏平率が60%以下のタイヤにおいて、主ベルトを形成するカーカスに隣接する第1ベルトプライと第1ベルトプライの半径方向外方に位置する第2ベルトプライとの両端部を含む、両側部領域の該カーカスと該第1ベルトプライとの間に緩衝ゴム層Aを配置し、該緩衝ゴム層Aを形成するゴムのM300 が該被覆ゴムのM300 の値の75〜150%で、該主ベルト端近傍で厚さが最大となるような、中膨らみで両端先細りの断面形状であって、該カーカスが描くカーカスラインに立てた法線上で測定した時に、該緩衝ゴム層Aの、少なくとも該主ベルト端と該主ベルト端からタイヤ幅方向40mm内側との区間における、該カーカスコード表面から該主ベルトコード表面までの離間距離が該主ベルトのコード直径の100〜500%になるような厚さである。
請求項(抜粋):
少なくとも1枚のカーカスプライからなるカーカスと、該カーカスの半径方向外方に配置された、複数本のスチールコードを被覆ゴム中に埋設してなる2枚の幅の異なるベルトプライを、そのコード方向がタイヤの周方向に対し鋭角でタイヤの赤道線を挟み互いに逆方向になるように積層してなる主ベルトと、該主ベルトの半径方向外方に配置されたトレッドとを具えた、偏平率が60%以下の高性能偏平ラジアルタイヤにおいて、(1)JATMA規定の標準リムに装着し最大内圧を充填し最大負荷能力の70%の質量を負荷した状態での、該主ベルトの最大幅がトレッド接地幅の100%〜125%であり、かつトレッド接地端での該トレッド断面厚さが2〜7.5mmで、(2)該主ベルトを形成する該カーカスに隣接する第1ベルトプライと第1ベルトプライの半径方向外方に位置する第2ベルトプライとの両端部を含む、両側部領域の該カーカスと該第1ベルトプライとの間に緩衝ゴム層Aを配置し、(3)該緩衝ゴム層Aを形成するゴムのM300 が該被覆ゴムのM300 の値の75〜150%で、(4)該緩衝ゴム層Aは、該主ベルト端近傍で厚さが最大となるような、中膨らみで両端先細りの断面形状であって、該カーカスが描くカーカスラインに立てた法線上で測定した時に、該緩衝ゴム層Aの、少なくとも該主ベルト端と該主ベルト端からタイヤ幅方向40mm内側との区間における、該カーカスコード表面から該主ベルトコード表面までの離間距離が該主ベルトのコード直径の100〜500%になるような厚さであることを特徴とする高性能偏平ラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/18 ,  B60C 3/04 ,  B60C 9/00
FI (4件):
B60C 9/18 M ,  B60C 3/04 A ,  B60C 3/04 B ,  B60C 9/00 J
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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