特許
J-GLOBAL ID:200903094638167042

耐火性ガス発生バッテリ電解質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-523720
公開番号(公開出願番号):特表2001-525597
出願日: 1998年12月01日
公開日(公表日): 2001年12月11日
要約:
【要約】分解によって難燃性ガスを発生する化合物は、一般構造(I)を有し、式中、XはN、C、S、NO、N2、CO、SOであり、Aは実質的に、アルキル、アリール、アルコキシ、環状、縮合環状、ヘテロ原子、ケタール、アセタール、またはアルコールを含む任意の有機部分である。B1およびB2は実質的に、アルキル、アリール、アルコキシ、環状、縮合環状、ヘテロ原子、ケタール、アセタール、またはアルコールを含み、酸素、水素および存在しないことをも含む任意の有機部分であり、nは0〜100の整数である。発生される好ましいガスには、CO、SO2、SO3、NO、N2O、NO2およびN2が含まれる。発生したガスは、電解質と少なくとも1つの電極との間の固体電解質界面(SEI)の形成を補助することが好ましい。電池は10-3S/cmより大きい伝導率を有することが最も好ましい。【化1】
請求項(抜粋):
電解質と少なくとも2つの電極とを有する改良型バッテリであって、該改良は分解によって難燃性ガスを発生する化合物を含み、該化合物は以下の式を有することを特徴とするバッテリ: 【化1】(式中、 X=N、C、S、NO、N2、CO、SOであり、 A=アリール(共役、非共役を含む)、アルキル(分枝、直鎖、共役、非共役、ヘテロ原子置換を含む)、アルケニル(分枝、直鎖、共役、非共役、ヘテロ原子置換を含む)、アルコキシ(分枝、直鎖、共役、非共役、ヘテロ原子置換を含む)、アラルキレン(分枝、直鎖、共役、非共役、ヘテロ原子置換を含む)、アヌレン(すなわち、完全に共役した単環状ポリエン)、共役炭化水素(フルベン、カリセン、フルバレン、メチレンシクロプロペンなど)、縮合環系(ナフタレン、アントラセン、ナフタセン、フェナントレン、トリフェニレン、ピレン、ペリレン、ブタレン、ペンタレン、アズレン、ヘプタレン、ビフェニレン、アセナフチレンなど)、ヘテロ原子(ハロゲン、アルカリ金属、遷移金属を含む)、アルコール(フェノール、エタノール、ブタノールなど)、ヒドロキシル、アセタール、またはケタールであり、 B1およびB2=存在しない、酸素、水素、アリール(共役、非共役を含む)、アルキル(分枝、直鎖、共役、非共役、ヘテロ原子置換を含む)、アルケニル(分枝、直鎖、共役、非共役、ヘテロ原子置換を含む)、アルコキシ(分枝、直鎖、共役、非共役、ヘテロ原子置換を含む)、アラルキレン(分枝、直鎖、共役、非共役、ヘテロ原子置換を含む)、アヌレン(すなわち、完全に共役した単環状ポリエン)、共役炭化水素(フルベン、カリセン、フルバレン、メチレンシクロプロペンなど)、縮合環系(ナフタレン、アントラセン、ナフタセン、フェナントレン、トリフェニレン、ピレン、ペリレン、ブタレン、ペンタレン、アズレン、ヘプタレン、ビフェニレン、アセナフチレンなど)、ヘテロ原子(ハロゲン、アルカリ金属、遷移金属を含む)、アルコール(フェノール、エタノール、ブタノールなど)、ヒドロキシル、アセタール、またはケタールであり、 n=0〜100の整数であり、 B1およびB2は、同時に存在しないことはなく、 XがN2であるときは、B2は存在せず、 XがCOであるときは、B1およびB2は酸素ではない)。
Fターム (17件):
5H029AJ12 ,  5H029AK02 ,  5H029AK11 ,  5H029AL02 ,  5H029AL04 ,  5H029AL07 ,  5H029AL08 ,  5H029AM03 ,  5H029AM04 ,  5H029AM05 ,  5H029AM07 ,  5H029AM16 ,  5H029DJ08 ,  5H029DJ09 ,  5H029EJ11 ,  5H029HJ02 ,  5H029HJ20

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