特許
J-GLOBAL ID:200903094639679462

低温液化ガス貯槽の屋根製作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塚本 正文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-357579
公開番号(公開出願番号):特開平6-193306
出願日: 1992年12月24日
公開日(公表日): 1994年07月12日
要約:
【要約】【目的】 従来のドーム屋根円筒状の低温液化ガス貯槽においては、屋根に取り付ける断熱材は上向姿勢で施工しなければならないので、作業性及び施工性が悪く、また接着等の信頼性にも十分とはいい難い。それ故、これらの点を改善する。【構成】 底版5上にて屋根自体を全体的に組立てたのち、屋根全体を上方へ移動して大径円筒状側壁4の上端に固着するドーム屋根の製作方法において、上記屋根全体を製作するに当たり、屋根骨と屋根板の一部を工場又は現地地組場で一体として制作し、一体化された複数の湾曲扇型屋根骨ブロックをそれぞれ貯槽内面が上向きとなった状態で断熱材取付け用のスタッドボルト等の取付具9を各屋根骨ブロックに固着し、その後、同一向きで断熱材7の取付けを行い、屋根骨,屋根板及び断熱材が一体となった各屋根ブロック10を上記底版5上に運搬し、反転して据え付けた後、上記各屋根ブロック10,10間の残った部分の取付け等を行うこと。
請求項(抜粋):
底版上に縦横に立設された複数の適長の支保構の上端にわたって屋根板を張って屋根全体を施工し、外周部の支保構以外の支保構を取り外したのち、屋根全体を上方へ移動してこれを大径円筒状側壁の上端に固着する低温液化ガス貯槽の製作方法において、上記屋根全体を製作するに当たり、屋根骨と屋根板の一部を工場又は現地地組場で一体として制作し、一体化された複数の湾曲扇型屋根骨ブロックをそれぞれ貯槽内面が上向きとなった状態で断熱材取付け用のスタッドボルト等の取付具を各屋根骨ブロックに固着し、その後、同一向きで断熱材の取付けを行い、屋根骨,屋根板及び断熱材が一体となった各屋根ブロックを上記建設予定の底版上に運搬し、反転して据え付けた後、上記各屋根ブロック間の残った部分の取付け等を行うことを特徴とする低温液化ガス貯槽の屋根製作方法。
IPC (2件):
E04H 7/06 302 ,  F17C 3/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-022612

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