特許
J-GLOBAL ID:200903094640666617

金属化フィルムコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-132291
公開番号(公開出願番号):特開平6-310368
出願日: 1993年04月22日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 ヒューズ効果により蒸着フィルムの自己回復特性を高め、絶縁破壊に対する信頼性を確保し、ヒューズ動作による容量減少を最小にし得る金属化フィルムコンデンサを提供すること。【構成】 金属蒸着面を、金属蒸着のない格子状のスリット2bにより単位コンデンサ3aに細分化し、スリット部2bにわずかに残された蒸着部より成るヒューズ部3bによりこれらを並列接続する。細分化された各並列単位コンデンサ3aは、蒸着面積が10〜1000mm2、定格充電電圧をプラスチックフィルム公称厚さで除した電位傾度が130V/μm以上で350V/μm以下、各単位コンデンサ3aの面積、誘電体の合成誘電率、定格充電電圧から求められる定格電圧充電時の各単位コンデンサ3aの蓄電エネルギーが0.03J以下となるようにする。
請求項(抜粋):
片面に金属蒸着を施したプラスチックフィルムを2枚一対とするか、両面に金属蒸着を施したプラスチックフィルムと金属蒸着を施さないプラスチックフィルムを2枚一対として巻回し、上記一対2面の蒸着面の少なくとも1面は、金属蒸着のない格子状のスリットにより単位コンデンサに細分化され、スリット間に形成されたヒューズ部により単位コンデンサが並列接続され、細分化された各単位コンデンサの蒸着面積が10〜1000mm2であり、かつプラスチックフィルムの電位傾度を130V/μm以上で350V/μm以下に設定することを特徴とする金属化フィルムコンデンサ。
IPC (2件):
H01G 4/24 301 ,  H01G 4/24

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