特許
J-GLOBAL ID:200903094648081944

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285110
公開番号(公開出願番号):特開平7-137624
出願日: 1993年11月15日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】悪路走行で発生する車輪速の大きな振幅と短い周期とを車輪加減速度の脈動で監視し、この車輪加減速度に悪路走行時に相当する大きな振幅及び短い周期が検出された場合には,制動力の低下を強制的に中止するなどして悪路走行中でも制動距離を確保可能なアンチスキッド制御装置を提供する。【構成】脈動に伴って極大値を越えて減少する車輪加減速度V'wj が所定値V'w0 を下回った時間を所定周期ΔTで行われる演算処理の実行のたびにカウンタ値Nをインクリメントして計測し、次に極小値を越えて増加する車輪加減速度V'wj が所定値V'w0 を上回るまでのカウンタ値Nが所定最大値NMAX より小さい場合には悪路走行で発生する車輪加減速度V'wj の脈動に等しいとして悪路判定制御フラグFを“1”にセットする構成とした。
請求項(抜粋):
車両の各車輪に設けられた制動用シリンダへの供給圧力を所定の指令信号に応じて各々調整可能なアクチュエータと、車両の前後方向対地速度を検出する車速検出手段と、各車輪の車輪速度を検出する車輪速検出手段と、各車輪の車輪加減速度を検出する車輪加減速度検出手段と、前記各検出手段の検出値に基づいて車両の走行状態及び制動状態に応じた値の前記指令信号を前記アクチュエータに出力するアクチュエータ制御手段とを備えたアンチスキッド制御装置において、前記車輪加減速度検出手段からの車輪加減速度検出値と所定値とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較値に応じて時間を計測可能な時間計測手段とを備え、前記アクチュエータ制御手段には、前記時間計測手段で計測される時間と所定時間とを比較して悪路の走行を判定する悪路判定手段を備えたことを特徴とするアンチスキッド制御装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-086669
  • 特開平3-067771
  • 特開昭64-070256
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