特許
J-GLOBAL ID:200903094648522606

FMICWによるレーダ信号処理装置およびFMICWによる距離・速度計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-079335
公開番号(公開出願番号):特開2000-275333
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 周波数分析、信号検出の処理回数を減らすことで実時間処理を可能にするFMICWによるレーダ信号処理装置およびFMICWによる距離・速度計測方法を得る。【解決手段】 FMICWによる相対距離・速度計測におい複数の距離ビンデータを算出加算し101、算術加算された距離ビンデータについて周波数スペクトルを求め16a、16b、アップフェーズおよびダウンフェーズについてそれぞれ、求めた周波数スペクトルについて目標として検出したスペクトルの周波数を求め17a、17b、アップフェーズおよびダウンフェーズのスペクトルの周波数を総当たりで組合せて相対距離が所定の距離ビンの範囲となる組合せを探索し、該当するものの求めた相対距離を出力し18、該当の組合せから目標の相対速度を求めて出力する19。
請求項(抜粋):
周波数が徐々に増加するアップフェーズと徐々に減少するダウンフェーズを有する周波数変調された変調波信号と所定の測定期間間隔で上記変調波信号に基づいて間欠的に発生された送信信号の目標での反射波であり上記目標の相対速度に応じたドップラー周波数成分だけ上記送信信号からシフトした受信信号との周波数差を示すビート信号を、上記各送信信号後の所定の期間それぞれ連続的にサンプリングし、上記送信信号とサンプリングされた各ビート信号からなる各フェーズ毎のデータマトリクスを生成する変換手段と、上記アップフェーズおよびダウンフェーズについてそれぞれ、上記データマトリクスから送信信号後の時間経過に従って連続するビート信号のサンプルである距離ビンデータを読み取り同じ送信信号のものについて算術加算する加算手段と、算術加算された距離ビンデータについて周波数スペクトルを求める周波数分析手段と、上記アップフェーズおよびダウンフェーズについてそれぞれ、さらに上記周波数スペクトルについて目標として検出したスペクトルの周波数を求める信号検出手段と、上記アップフェーズおよびダウンフェーズの上記スペクトルの周波数を総当たりで組合せて相対距離が所定の距離ビンの範囲となる組合せを探索し、該当するものの求めた相対距離を出力する組合せ検索手段と、上記該当の組合せから上記目標の相対速度を求めて出力する速度計測手段と、を備えたことを特徴とするFMICWによるレーダ信号処理装置。
Fターム (10件):
5J070AB17 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH25 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AK40 ,  5J070BA01

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