特許
J-GLOBAL ID:200903094652654886
アクリル系樹脂組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-135069
公開番号(公開出願番号):特開平5-320457
出願日: 1992年05月27日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 透明性、耐衝撃性およびヘーズの温度依存性に優れたアクリル系樹脂組成物を提供する。本発明のアクリル系樹脂組成物は、比較的高温下で使用される車輌外装品、たとえばリヤパネル等に好適に使用できる。【構成】 硬質熱可塑性アクリル樹脂(A)40〜98重量部と、3層構造アクリル系重合体(B)2〜60重量部(合計100重量部)とからなるアクリル系樹脂組成物。該3層構造アクリル系重合体(B)は、最内硬質層重合体10〜30重量%、軟質層重合体35〜50重量%、および最外硬質層重合体35〜50重量%からなり、かつ平均粒子径が0.04〜0.09μmであり、さらにグラフト率が30重量%以上であることを特徴とする。
請求項(抜粋):
メチルメタクリレ-ト単位80重量%以上、アルキル基の炭素数が1〜8のアルキルアクリレ-ト単位20重量%以下からなる硬質熱可塑性アクリル樹脂(A)40〜98重量部と、3層構造アクリル系重合体(B)2〜60重量部とからなるアクリル系樹脂組成物であって、上記3層構造アクリル系重合体(B)が、(1)メチルメタクリレ-ト80〜98.99重量%、アルキル基の炭素数が1〜8のアルキルアクリレ-ト1〜20重量%、および多官能性グラフト剤0.01〜5重量%からなる単量体混合物を重合して得られる最内硬質層重合体10〜30重量%、(2)上記最内硬質層重合体存在下に、アルキル基の炭素数が4〜8のアルキルアクリレ-ト75〜85重量%、芳香族ビニル化合物15〜25重量%、多官能性架橋剤0〜5重量%および多官能性グラフト剤0.05〜5重量%からなる単量体混合物を重合して得られる軟質層重合体35〜50重量%、(3)上記最内硬質層および軟質層からなる重合体の存在下に、メチルメタクリレ-ト80〜99重量%とアルキル基の炭素数が1〜8であるアルキルアクリレ-ト1〜20重量%とからなる単量体混合物を重合して得られる最外硬層重合体35〜50重量%からなる3層構造を有し、(4)かつ、3層構造重合体の平均粒子径が0.04〜0.09μmであり、(5)さらに、当該3層構造重合体をアセトンにより分別した場合のグラフト率が30重量%以上であることを特徴とするアクリル系樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L 33/12 LJC
, C08L 51/00 LKS
引用特許:
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