特許
J-GLOBAL ID:200903094657960861

電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉田 政彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-312489
公開番号(公開出願番号):特開平6-165498
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月10日
要約:
【要約】【目的】チョッパー回路を用いた電源装置において、入力電流波形が正弦波に顕著に追従できない区間について、入力電流波形の正弦波への追従を改善する。【構成】交流電源ACを全波整流器DBで整流し、インダクタL1 とスイッチング素子Q1 及びダイオードD1 を備えるチョッパー回路により平滑する電源装置において、全波整流波形の谷の部分では、インダクタL1 に流れる電流が無くなるのを検出するレベルを高くする。又は、その検出後にスイッチング素子Q1 をオンさせるまでの遅延時間を短くする。【効果】スイッチング素子Q1 の制御回路の遅延時間によって生じるスイッチング素子Q1 の負方向の電流量を全波整流波形の山の部分でも谷の部分でも同程度とし、入力電流波形を正弦波に追従させて入力電流の高調波成分を低減できる。
請求項(抜粋):
交流電源と、交流電源の交流電圧を全波整流する全波整流器と、全波整流器の整流出力をスイッチング素子により断続させることによりインダクタに断続的にエネルギーを蓄積し、このインダクタの蓄積エネルギーを逆流阻止用のダイオードを介して放出するように構成されたチョッパー回路と、前記インダクタに流れる電流が無くなるのを検出してから一定期間にわたり前記スイッチング素子をオンするように制御する制御回路とを有する電源装置において、インダクタに流れる電流がゼロになったときにスイッチング素子がオンするように、全波整流後の脈流波形に基づいてスイッチング素子のオン時点を補正する補正手段を付加したことを特徴とする電源装置。
IPC (3件):
H02M 7/06 ,  H02M 3/155 ,  H02M 7/21

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