特許
J-GLOBAL ID:200903094658002953

抵抗溶接機の二次ケーブル劣化判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂見 穰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-150500
公開番号(公開出願番号):特開平7-328775
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 電流検出のためのケーブルが不要であり、直流式電源にも対応でき、適切に管理限界を予測判定でき、正常動作の確認を常時行えるようにする。【構成】 抵抗溶接機二次ケーブル10a,10bの電圧検出部12と、測定電圧と設定限界値を比較して劣化を検出する劣化検出部14と、測定電圧を用いる動作確認部16とを有する。電圧検出部は、入力回路22a,22bと整流回路24a,24bからなる。劣化検出部は、溶接電流設定器26、各二次ケーブルの初期抵抗設定器28a,28b、限界値設定器30a,30b、限界電圧と測定電圧を入力とする比較器32a,32b、比較結果を計数するアラームカウンタ34a,34bを有する。動作確認部は、最小測定電圧以下のトリガレベル設定器36、トリガレベルと測定電圧を入力とする比較器38a,38b、アンドゲート40と、その出力に応答する通電中表示灯16を有する。
請求項(抜粋):
抵抗溶接機の一対の二次ケーブルのそれぞれの電圧降下を検出する電圧検出部と、それらの測定電圧と設定限界値とを比較して劣化を検出する劣化検出部と、前記測定電圧を用いて正常動作の確認を行う動作確認部とを備え、電圧検出部は、一対の二次ケーブルのそれぞれの両端間に接続した入力回路、及び該入力回路の増幅出力を整流する整流回路とからなり、劣化検出部は、最大溶接電流を設定する共通の溶接電流設定器と、各二次ケーブルの初期抵抗値をそれぞれ設定する初期抵抗設定器と、各二次ケーブルの許容限界値を割増率でそれぞれ設定する限界値設定器と、それらによって設定した各限界電圧と前記の各測定電圧とをそれぞれ入力とする比較器と、測定電圧が限界電圧を超えたときの比較器からの比較結果をそれぞれ計数するアラームカウンタとを具備し、動作確認部は、最小溶接電流値以下の電流によって二次ケーブルに発生する電圧をトリガレベルとするトリガレベル設定器と、そのトリガレベルと前記の両測定電圧をそれぞれ入力とする2個の比較器と、両比較器出力の論理積をとるアンドゲートと、該アンドゲートの出力に応答して通電中表示を行う通電中表示灯とを具備していることを特徴とする抵抗溶接機の二次ケーブル劣化判定装置。
IPC (4件):
B23K 11/24 337 ,  G01N 27/04 ,  G01N 27/20 ,  G01R 19/165

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