特許
J-GLOBAL ID:200903094670723054

セグメントの継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-169251
公開番号(公開出願番号):特開平10-018785
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 シールドトンネルの一次覆工用セグメントリングの各セグメントを容易に連結でき、継手部も高強度で高剛性な継手構造を提供する。【解決手段】 この発明の継手構造1では、連結面2aである継手板3と、セグメント2の内部位置に設けた第二継手板5との間に補強手段を施して、補強区画6とする。また、この補強区画6は、各セグメント2の各連結面2a(継手板3)を当面させ相対する状態とした時に長ボルト7が貫通できるようにする。このことから、各セグメント2の連結は、両補強区画6を長ボルト7によって締付けることで行えるようにする。そして、この両補強区画6と長ボルト7とによって、ボルト軸方向への応力伝達で発生する継手板変形現象を無くし、両セグメント2の連結をより強固に行えるようにする。しかも、両セグメント2の連結を、両補強区画6を長ボルト7で締付けるという簡単な作業で行えるようにする。
請求項(抜粋):
シールドトンネルの一次覆工用セグメントリングを構成する各セグメントの連結時に用いるセグメントの継手構造であり、前記セグメントリングにおけるセグメント間の連結面である継手板や他の側面等の主要部が主桁で構成されている、前記連結すべき各セグメントには、前記連結面である継手板と所定間隔を空けたセグメント内部位置に、前記継手板と平行な第二継手板が設けられていると共に、この第二継手板と前記連結面である継手板との間が補強手段を施した補強区画となっており、この補強区画は、前記各セグメントの各連結面(継手板)を当面させて相対する状態とした時に、長ボルトが貫通できるように構成されており、前記各セグメントの連結は、各セグメントを連結面側の端部に形成されている前記両補強区画を、貫通した長ボルトによって締付けることで行われることを特徴とするセグメントの継手構造。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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