特許
J-GLOBAL ID:200903094677950307

表面被覆焼結合金部材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-290062
公開番号(公開出願番号):特開2001-107237
出願日: 1999年10月12日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 従来の被覆焼結合金は、例えば切削工具として用いた場合に、高送り領域における切削性能のうち、特に耐欠損性による寿命低下、および工具寿命のバラツキが著しいという課題があり、なおかつ、この課題を解決する一つの方法として、被覆層表面に研磨やラッピングなどの機械加工を施すことが行なわれているが、工程の増加、煩雑さと、これに伴う製造コストが増加するという課題がある。【解決手段】 下地層となるチタン系被膜表面の面粗さを滑らかにすることで、外層となるアルミナ被膜の表面粗さを向上させ、その平滑性により切削時の摩擦抵抗を低減させ、もって高送り領域での耐欠損性を向上させるとともにバラツキを低減させる効果があった。また、被覆条件によって制御を行うため、後加工を必要とせず、工程の短縮化・製造コストの低減ならびに工具寿命のバラツキを低減させることが実現された。
請求項(抜粋):
超硬合金またはサーメットの焼結合金の基体上に硬質膜を被覆した表面被覆焼結合金であって、該硬質膜は、炭化チタン、窒化チタン、炭窒化チタン、炭酸化チタン、窒酸化チタン、炭窒酸化チタン、チタンとアルミニウムとを含む複合窒化物、チタンとアルミニウムを含む複合炭窒化物、チタンとアルミニウムとを含む複合窒酸化物、チタンとアルミニウムとを含む複合炭酸化物、チタンとアルミニウムとを含む複合炭窒酸化物の中の1種の単層、または2種以上の積層でなるチタン含有層からなり、該チタン含有層は滑らかな表面を有し、その表面粗さは機械加工を施さない状態で基準長さ5μmに対してRmaxが0.6μm以下で、かつRaが0.2μm以下でなる表面被覆焼結合金部材。
IPC (3件):
C23C 16/30 ,  B23B 27/14 ,  C23C 14/06
FI (3件):
C23C 16/30 ,  B23B 27/14 A ,  C23C 14/06 K
Fターム (41件):
3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF13 ,  3C046FF16 ,  3C046FF22 ,  3C046FF25 ,  3C046FF27 ,  4K029AA02 ,  4K029AA04 ,  4K029BA41 ,  4K029BA44 ,  4K029BA54 ,  4K029BA55 ,  4K029BA58 ,  4K029BA60 ,  4K029BB02 ,  4K029BD03 ,  4K029BD05 ,  4K029EA01 ,  4K030AA03 ,  4K030AA10 ,  4K030AA14 ,  4K030AA17 ,  4K030AA18 ,  4K030AA24 ,  4K030BA02 ,  4K030BA18 ,  4K030BA35 ,  4K030BA36 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB03 ,  4K030BB11 ,  4K030BB12 ,  4K030BB13 ,  4K030CA03 ,  4K030JA06 ,  4K030LA21 ,  4K030LA22
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る