特許
J-GLOBAL ID:200903094679999672

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-265401
公開番号(公開出願番号):特開平6-088738
出願日: 1992年09月08日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 超音波トランスデューサを配設する流管内径が不明もしくは公称値しか分からない場合でも正しい流量測定を可能にする。【構成】 内径Dが不明もしくは公称値しか分からない流管1の管壁1aに、正しく測定された距離Mを隔てて超音波トランスデューサAとBとを反射面1bから反射する超音波を送受波可能に取り付ける。まず、トランスデューサA,B間の超音波伝播時間tと距離Mとから流体中の音速Cを求め、流速Vを求める式に基いて、超音波パス距離L、次に超音波発射角φとを順次求めて、求めた流速Vと、算出した流管内径Dとから正しい流量Qを求める。
請求項(抜粋):
流管管壁の軸方向に既知の間隔を隔てて配設された一対の超音波素子を有し、該超音波素子の何れか一方から対向する管壁に所定発射角度で流れの正逆方向に発射した超音波の反射波が他方の超音波素子に受信されるまでの時間差に基いて流量を求める反射形の超音波流量計において、前記既知の間隔を伝播する超音波の伝播時間から前記流体内の音速を求める音速測定手段と、測定された音速から超音波素子間の超音波の伝播距離を算出する超音波伝播距離算出手段と、算出された超音波伝播距離と、前記既知の間隔とから実質的な超音波発射角度算出手段と、前記超音波伝播距離及び超音波発射角度より流管内径を算出する前記流管内径算出手段とを有し、測定された音速と超音波伝播距離と超音波発射角及び流管内径とに基いて流量を求めることを特徴とする超音波流量計。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-233324
  • 特開昭61-120015

前のページに戻る