特許
J-GLOBAL ID:200903094680719403

血管カテーテル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-089718
公開番号(公開出願番号):特開平5-253304
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【構成】 本発明の血管カテーテル1はカテーテル本体(以下、「本体」)2を有し、この本体2は、その主要部分が、内管4とその外面に密着する外管5との2重管構造をなし、内管4の曲げ弾性率は外管5のそれより大きい。本体2は、基部6、中間部7および先端部8で構成され、基部6および中間部7は前記2重管構造をなし、先端部8は、外管5のみで構成されている。基部6においては、本体2の外径が長手方向にほぼ一定である。中間部7および先端部8においては、本体2の外径が先端方向に向かって漸減している。基部6と中間部7との境界部9および中間部7と先端部8との境界部10においては、それぞれ本体2の外表面が連続したなめらかな表面を形成しており、実質的に段差がない。【効果】 押し込み性、トルク伝達性、血管の屈曲に対する追随性、耐キンク性、血管分岐部における選択性、安全性が向上する。
請求項(抜粋):
内管と該内管の外面に密着する外管とからなる2重管構造をなし、基端から先端にかけて内部に管腔が形成されたカテーテル本体を有し、前記内管の曲げ弾性率が前記外管の曲げ弾性率より大きい血管カテーテルであって、前記カテーテル本体は、外径が長手方向にほぼ一定で前記内管および前記外管よりなる基部と、該基部の先端からカテーテル本体の先端方向に向かって延長され、少なくともその外径が先端方向に向かって漸減する前記内管および前記外管よりなる中間部と、該中間部の先端からカテーテル本体の先端方向に向って延長され、その外径が先端方向に向かって漸減する前記外管よりなる先端部とで構成され、前記中間部から前記先端部にかけてカテーテル本体の曲げ剛性が漸減し、前記基部と前記中間部との境界部付近および前記中間部と前記先端部との境界部付近において、それぞれカテーテル本体の外表面が連続したなめらかな表面を形成していることを特徴とする血管カテーテル。
IPC (2件):
A61M 25/00 306 ,  A61L 29/00

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