特許
J-GLOBAL ID:200903094684998781

焼却炉排ガスの処理方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩出 真一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-228644
公開番号(公開出願番号):特開平8-068528
出願日: 1994年08月30日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 塩素系化合物を含有するごみ、下水汚泥等の廃棄物を焼却する炉からの排ガスを、効率よく低コストで処理する。【構成】 焼却炉10からの排ガスをボイラ12に導入し水蒸気を発生させて熱回収した後、水を噴霧して反応器14に導入し、HClを消石灰又は生石灰と反応させて除去する。ついで、排ガスを吸着器16に導入してNOx、SOx、ダイオキシン又は/及び水銀を吸着、又は分解して除去した後、集塵機18に導入して飛灰等のダストを捕捉する焼却炉排ガスの処理方法において、石炭、木くず等の固形燃料を、ボイラ12からの水蒸気の一部及び理論燃焼空気量以下の空気とともに熱分解炉30で熱分解し、熱分解ガスは順次加熱器20及び焼却炉10に供給するとともに、熱分解炉30の未分解残留物を吸着器16に吸着剤又は触媒として供給する。
請求項(抜粋):
焼却炉排ガスをボイラに導入し水蒸気を発生させて熱回収した後、排ガス中に水を噴霧するとともに排ガスを反応器に導入して、排ガス中のHClを排ガス中に添加された消石灰又は生石灰と反応させて除去し、ついで、排ガスを吸着器に導入して排ガス中のNOx、SOx、ダイオキシン又は/及び水銀を吸着剤又は触媒に吸着させるか、又は分解して除去した後、排ガスを集塵機に導入して飛灰等のダストを捕捉する焼却炉排ガスの処理方法において、石炭、乾燥汚泥、バーク及び木くずの群から選ばれた固形燃料を、水蒸気及び理論燃焼空気量以下の空気とともに部分燃焼させることにより固形燃料を熱分解し、未分解残留物を前記吸着器に吸着剤又は触媒として供給することを特徴とする焼却炉排ガスの処理方法。
IPC (13件):
F23J 15/00 ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/81 ,  B01D 53/56 ,  B01D 53/68 ,  B01D 53/70 ,  B01D 53/64 ,  B01D 53/86 ,  B01D 53/94 ,  C10G 9/38 ,  C10J 3/00 ,  F23G 5/16 ,  F23J 15/04
FI (13件):
F23J 15/00 A ,  B01D 53/34 123 B ,  B01D 53/34 129 A ,  B01D 53/34 134 A ,  B01D 53/34 134 E ,  B01D 53/34 136 A ,  B01D 53/36 D ,  B01D 53/36 Z ,  B01D 53/36 102 F ,  F23J 15/00 B ,  F23J 15/00 D ,  F23J 15/00 H ,  F23J 15/00 J
引用特許:
審査官引用 (6件)
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