特許

J-GLOBAL ID：200903094689598072

搬送処理ライン用寸法測定装置

発明者： 福岡 和也 ,  寺尾 精太 ,  村上 史敏 ,  伊豆田 耕三
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 鈴江 武彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-202232
公開番号（公開出願番号）：特開平7-055434
出願日： 1993年08月16日
公開日（公表日）： 1995年03月03日
要約：

【要約】【目的】測定すべき被測定材の寸法測定が不要の時または異常事態のとき速やかにオフライン位置に待避してトラブルを予防するものを得ることにある。【構成】搬送テーブル30を挟んで該ラインと所定間隔を存しかつ該ラインと直交する方向に所定高さでほぼ水平に配置固定されたオフライン用軌条7,8と、7,8と同一高さになったとき、7,8とにより直線状の軌条を構成するオンライン用軌条6と、6を上下に昇降させるものであって、被測定材の寸法を測定するとき、7,8を6と同一高さ位置に上昇させる昇降装置ELと、7,8に沿って移動可能であって、被測定材の寸法測定時に7,8から6にC字型の台車10,20と、10,20の互いに対向する位置に取り付けられ、被測定材の端面との距離を非接触状態で測定する距離計d1,d2と、d1,d2の測定値を入力し、被測定材の測定すべき部位の寸法を演算する演算装置を具備したもの。

請求項（抜粋）：

長尺の被処理材を搬送し、かつ所定の処理を施す搬送処理ラインにおける該被処理材の所定部位の寸法を測定する搬送処理ライン用寸法測定装置において、前記搬送処理ラインを挟んでこのラインの所定位置において、該ラインと所定間隔を存しかつ該ラインと直交する方向に所定高さでほぼ水平に配置固定された第1,第2のオフライン用軌条と、この第1,第2のオフライン用軌条間に設置され、この両軌条と同一高さ位置になったとき、両軌条とによりほぼ直線状の軌条を構成するオンライン用軌条と、このオンライン用軌条を上下に昇降させるものであって、前記被処理材の寸法を測定するとき、前記オンライン用軌条を前記オフライン用軌条と同一高さ位置に上昇させる昇降装置と、前記オフライン用軌条に沿ってそれぞれ移動可能であって、前記被処理材の寸法測定時に前記オフライン用軌条から前記オンライン用軌条に移動するほぼC字型の一対の台車と、この両台車にそれぞれ取付けられ、両台車を各々前記オフライン用軌条とオンライン用軌条との間を移動させる台車移動装置と、前記一対の台車の互いに対向する位置にそれぞれ取り付けられ、前記被処理材の端面との距離を非接触状態で測定する複数の距離計と、この各距離計からの測定値を入力し、前記被処理材の測定すべき部位の寸法を演算する演算装置と、を具備した搬送処理ライン用寸法測定装置。