特許
J-GLOBAL ID:200903094690157144

インシュレータダッシュの製造方法ならびに成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和田 成則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120022
公開番号(公開出願番号):特開平6-328479
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 遮音材層と吸音材層とからなるインシュレータダッシュの製造方法ならびに成形装置において、工程を短縮化できるとともに、成形自由度を向上させ、製品の造形自由度を拡大させることを目的とする。【構成】 予熱軟化状態の熱可塑性樹脂シートS,熱成形フェルトFをコールドプレス成形用下型30の型面上にセットした後、コールドプレス成形用上型40を下降させて、コールドプレス成形用上下型30,40間で遮音材層11,吸音材層12のプレス成形を行なうと同時に、上型40から圧縮された冷却用エアを吸音材層12内に吹き付け、遮音材層11にエア圧を印加して、圧空兼プレス成形をおこなった後、上型40を若干上昇させ、上型40のエア供給口42を通じて吸音材層12内に冷却用エアを送り込み、吸音材層12を強制冷却させることにより、吸音材層12の冷却時間を短縮化する。
請求項(抜粋):
ダッシュパネル(13)の室内面側に装着され、熱可塑性樹脂シート(S)を素材とした遮音材層(11)と、熱成形フェルト(F)を素材とした吸音材層(12)との積層体からなるインシュレータダッシュの製造方法において、コールドプレス成形用下型(30)上に、予熱工程を経て、加熱軟化状態の熱可塑性樹脂シート(S),熱成形フェルト(F)をこの順序で載置する素材のセット工程と、コールドプレス成形用上型(40)を下降させて、コールドプレス成形用上下型(30,40)間の所定クリアランス間で熱可塑性樹脂シート(S),熱成形フェルト(F)を一体にプレス成形するとともに、外周をシール部材(43)によりシールした状態で、コールドプレス成形用上型(40)に設けた複数のエア供給口(42)から冷却用エアを熱成形フェルト(F)内に送り込み、熱可塑性樹脂シート(S)に所定面圧を加え、遮音材層(11)、吸音材層(12)を圧空並びにプレス成形する圧空兼プレス成形工程と、コールドプレス成形用上型(40)を上方に若干上昇させて、コールドプレス成形用上下型(30,40)の外周のシール状態を解除し、エア供給口(42)を通じて吸音材層(12)内に冷却用エアを送り込むことにより、吸音材層(12)を強制冷却する吸音材層(12)の冷却工程と、からなることを特徴とするインシュレータダッシュの製造方法。
IPC (4件):
B29C 43/18 ,  B29C 43/52 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:00

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