特許
J-GLOBAL ID:200903094690790351

水素製造装置および燃料電池システムならびにこれらの運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-032273
公開番号(公開出願番号):特開2000-233901
出願日: 1999年02月10日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 硫黄系付臭剤を含む燃料ガスを充填したボンベを用い、前記硫黄系付臭剤により改質触媒を被毒させることなく良好に水素リッチな改質ガスを製造することが可能な水素製造装置と、これを用いて安定した発電が可能な燃料電池システム、およびこれらの運転方法を提供する。【解決手段】 ボンベB1、B2からの配管L0、L5に硫黄センサSS1、SS2をそれぞれ配し、制御部50に監視させる。先にボンベB1の燃料ガスを改質器20に送り、改質ガスを生成する。硫黄センサSS1が120ppmの検出値を示すと制御部50はV1を閉め、バルブV2を開け、当該ボンベB1の燃料ガスを昇温バーナ30へ送る。その後バルブV3を開け、ボンベB2からの燃料ガスを改質器20へ供給する。
請求項(抜粋):
硫黄系付臭剤を含む燃料ガスを充填したボンベから脱硫器に至る燃料ガス供給路と、脱硫器から改質器に至る脱硫ガス供給路を有し、燃料ガス供給路を通じてボンベの燃料ガスを脱硫器に送り、脱硫処理した後、脱硫ガス供給路を通じて改質器に送り、改質反応させて水素リッチな改質ガスを製造する水素製造装置であって、燃料ガス供給路または脱硫ガス供給路の供給するガスの硫黄系成分の濃度を検知する硫黄系成分検知手段と、前記硫黄系成分検知手段により検知された硫黄系付臭剤の濃度が一定値未満の場合に、前記ボンベからの燃料ガスを改質器側に送り、当該濃度が一定値以上に達する場合には前記ボンベからの燃料ガスを改質器側に送らないように、燃料ガス供給路または脱硫ガス供給路におけるガスの供給を実行または停止させる制御部とを備えることを特徴とする水素製造装置。
IPC (3件):
C01B 3/24 ,  C10L 3/10 ,  H01M 8/06
FI (3件):
C01B 3/24 ,  H01M 8/06 G ,  C10L 3/00 B
Fターム (8件):
4G040DA03 ,  5H027AA02 ,  5H027BA01 ,  5H027BA13 ,  5H027BA16 ,  5H027KK31 ,  5H027MM12 ,  5H027MM13
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 燃料電池発電装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-272476   出願人:三菱電機株式会社

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