特許
J-GLOBAL ID:200903094693227674

低モジユラス1成分型RTV組成物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-255986
公開番号(公開出願番号):特開平5-043803
出願日: 1983年02月17日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】固体エラストマー状態に硬化しうる1成分型の低モジュラス室温硬化性組成物の提供。【構成】(a)100部の、実質的に次式(1)の単位のみよりなるシラノール終端ポリジオルガノシロキサン、(b)安定化作用をなす量の、次式(2)のヒドロキシ官能基用シラン掃去剤、(c)0〜10部の次式(3)の架橋用シラン、(d)有効量の縮合触媒、および(e)0〜5部の、置換グアニジン、アミンから選択される硬化促進剤よりなる混合物と、さらに(a)100重量部あたり2〜20重量部のポリシロキサン第1可塑剤流体を含有する組成物及びその製造方法。[R,R2はC(1-13)炭化水素基、R1はC(1-8)脂肪族有機基またはC(7-13)アルカリール基、Xはアミドアミノ、カルバマト、エノキシ、イミダト、イソシアナト、オキシマト、チオイソシアナトおよびウレイド基から選択される加水分解性離脱基であり、a=1,2、b=0,1、a+b=1,2である]。
請求項(抜粋):
(a)100部の、実質的に次式:【化1】の化学結合単位のみよりなるシラノール終端ポリジオルガノシロキサン、(b)安定化作用をなす量の、次式:【化2】のヒドロキシ官能基用シラン掃去剤、(c)0〜10部の次式:【化3】の架橋用シラン、(d)有効量の縮合触媒、および(e)0〜5部の、置換グアニジン、アミンおよびこれらの混合物よりなる群から選択される硬化促進剤よりなる混合物[上式中のRは一価の置換または非置換C(1-13)炭化水素基、R1 はアルキル、アルキルエーテル、アルキルエステル、アルキルケトンおよびアルキルシアノ基よりなる群から選択されるC(1-8) 脂肪族有機基またはC(7-13)アルカリール基であり、R2 は一価の置換または非置換C(1-13)炭化水素基であり、Xはアミド、アミノ、カルバマト、エノキシ、イミダト、イソシアナト、オキシマト、チオイソシアナトおよびウレイド基よりなる群から選択される加水分解性離脱基であり、aは1または2に等しい整数、bは0または1に等しい整数で、a+bの和は1または2に等しく、の室温硬化性材料を実質的に無水の条件下0〜180°Cの範囲の温度で攪拌することよりなり、前記掃去剤の前にまたは掃去剤とともに、Xがエノキシを示す場合における0.1〜5部の、置換グアニジン、アミンおよびこれらの混合物よりなる群から選択される硬化促進剤、および前記オルガノポリシロキサン100重量部当り2〜20重量部のポリシロキサン第1可塑剤流体であって、高度の三官能価を有するか三官能価と四官能価とを併有し、(i)5〜60モル%のモノアルキルシロキシ単位、シロキシ単位またはこれら単位の混合物、(ii)1〜6モル%のトリアルキルシロキシ単位、および(iii )34〜94モル%のジアルキルシロキシ単位よりなり、約0.1〜2重量%のシリコン結合ヒドロキシル基を含有するポリシロキサン第1可塑剤流体を加えることよりなる、固体エラストマー状態に硬化し得る1成分型の実質的に酸を含まない室温硬化性組成物の製造方法。
IPC (2件):
C08L 83/06 LRU ,  C08K 5/54

前のページに戻る