特許
J-GLOBAL ID:200903094699831263

光磁気記録媒体および光磁気記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-169372
公開番号(公開出願番号):特開平6-076390
出願日: 1993年07月08日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 重ね書きが可能で、しかも実用上必要なR/W条件を十分に満足するばかりでなく、3値の書き込み及びその読み出しを容易にかつ精度良く行えるようにする。【構成】 第1記録層11及び第2記録層12とを初期状態において磁化方向を同じとし、その磁化方向を反転させるに必要な最小の磁界である記録磁界の閾値に関し、第1記録膜の記録磁界の閾値は第2記録膜の記録磁界の閾値よりも低くそれらの間に所定以上の差を設ける。印加する磁界の強弱と印加方向の正負とを選択することにより、各ピット毎に、第1記録膜及び第2記録膜の磁化方向が同じ初期状態と、第1記録膜のみ磁化方向を初期状態とは反転させた第1の記録状態と、第1記録膜と第2記録膜の両方の磁化方向を反転させた第2の記録状態との3値記録が実現できる。
請求項(抜粋):
垂直磁化層である第1記録層及び第2記録層を、それらの間に透明誘電体膜を介在させて基板上に積層形成した光磁気記録媒体において、前記第1記録膜と第2記録膜とは、初期状態において磁化方向を同じにされ、しかもその磁化方向を反転させるに必要な最小の磁界である記録磁界の閾値に関し、第1記録膜の記録磁界の閾値SH1 は第2記録膜の記録磁界の閾値SH2 よりも低くそれらの間に所定以上の差が設けられ、同じパワーの光照射条件下において、?@ 初期磁化方向と同じ方向に前記閾値SH2 以上の磁界が与えられたときは、第1記録膜及び第2記録膜の両方共に磁化方向が初期磁化方向と同じになり、?A 初期磁化方向と反対方向に前記閾値SH1 以上、前記閾値SH2 未満の磁界が与えられたときは、第1記録層のみ磁化方向が初期磁化方向から反対方向に反転し、?B 初期磁化方向と反対方向に前記閾値SH2 以上の磁界が与えられたときは、第1記録膜及び第2記録膜の両方の磁化方向が初期磁化方向から反対方向に反転する構成になっていることを特徴とする光磁気記録媒体。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-010256
  • 特開昭64-017248
  • 特開平1-155533

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