特許
J-GLOBAL ID:200903094706314890

合成樹脂部分の化学・機械式塗料分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小沢 慶之輔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-336178
公開番号(公開出願番号):特開平7-228723
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 廃棄合成樹脂から塗料の除去において、環境に優しい媒体を用い、低コストで、且つ自動化可能な処理方法の提供。【構成】 合成樹脂部分の塗料を分解するために、合成樹脂部分がアルカリ化された無水のジエチレングリコールあるいはプロピレングリコール(塗料分解媒体)と一緒に流動物の中で合成樹脂部分を互いに擦り合わせながら80〜100°Cの温度で回転され、塗料分解された合成樹脂小片が塗料分解媒体から分離され、洗浄され、最後に乾燥される。その塗料分解媒体の添加量は、処理すべき流動物の1〜10重量%。塗料分解媒体は大きな溜めから連続的に流動物の処理室の中を循環される。自由落下式あるいは強制落下式混合機あるいは回転管式混合機を用いる。合成樹脂部分の流動物比重にほぼ相応した流動物比重の研磨粒子を混入する。
請求項(抜粋):
合成樹脂から成る中古部品あるいはくず部品(以下単に合成樹脂部分と呼ぶ)の合成樹脂を分解して再利用するために、合成樹脂部分がまず流動性のある大きさに機械式に細かく破砕され、合成樹脂小片がアルカリ化されたグリコールと一緒に高い温度において回転され、所定の処理時間後に分解された合成樹脂小片が分解媒体から分離され、洗浄され、最後に乾燥されるような合成樹脂部分の化学・機械式塗料分解方法において、塗装された合成樹脂部分から塗料を分解するために、合成樹脂部分がアルカリ化された無水のジエチレングリコールあるいはプロピレングリコール(以下単に「塗料分解媒体と呼ぶ)と一緒に流動物の中で合成樹脂部分を互いに擦り合わせながら少なくとも50°C好適には80〜100°Cの温度で回転され、塗料分解媒体の添加量が、回転される部分が塗料分解媒体でただぬらされるだけであるように、処理すべき流動物の流動物容積の1〜10重量%に相応していることを特徴とする合成樹脂部分の化学・機械式塗料分解方法。
IPC (5件):
C08J 11/24 ZAB ,  B05D 7/02 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 ,  B29B 17/00 ZAB
FI (2件):
B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 304 P

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