特許
J-GLOBAL ID:200903094707358580

クランク軸構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-105205
公開番号(公開出願番号):特開2000-291624
出願日: 1999年04月13日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】クランクピンに設けるマス抜用中空穴を、クランク軸に生じる剪断応力が均等化して剛性のバランスが良くなる形状に形成し、捩じり剛性のバランスを取りながら効率よく軽量化することができるクランク軸構造を提供する。【解決手段】クランク軸20のクランクアーム34の肩部34aから該クランクピン22の中心側に向かってマス抜用中空穴10a,10bを形成するクランク軸構造において、前記マス抜用中空穴10a,10bの軸線Xa,Xbを、平面視でクランクピン22の軸線Dに対して、最大捩じりトルクTAmaxが作用した時には、最大剪断応力τt が発生する側A1 ,A2 の肉厚が、最小捩じりトルクTCminが作用した時に剪断応力τc が発生する側B3 ,B4 の肉厚よりも厚くなるように傾斜させて、前記マス抜用中空穴10a,10bを形成する。
請求項(抜粋):
クランク軸のクランクアームの肩部から該クランクピンの中心側に向かってマス抜用中空穴を形成するクランク軸構造において、前記マス抜用中空穴の軸線を、平面視でクランクピンの軸線に対して、機関通常運転時に最大捩じりトルクが作用した時に、最大剪断応力が発生する側の肉厚が、最小捩じりトルクが作用する時の剪断応力が発生する側、即ち、前記マス抜用中空孔に対し対峙した側の肉厚よりも厚くなるように傾斜させて、前記マス抜用中空穴を形成したことを特徴とするクランク軸構造。
Fターム (5件):
3J033AA02 ,  3J033BA06 ,  3J033BA07 ,  3J033CA10 ,  3J033CC02

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