特許
J-GLOBAL ID:200903094707919191

磁気ヘッドスライダ及び磁気ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-006295
公開番号(公開出願番号):特開平11-203812
出願日: 1998年01月16日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】起動時及び浮上接触時の媒体面との接触面積を小さくさせて、粘着力及び摩擦力によるモ-メントを微小化し、かつ周速変化に対して浮上量が変化しない浮上特性も満足させる。【解決手段】磁気ヘッドスライダに設けた空気軸受面になりうるパッドのディスク停止時に媒体面と接触するパッド面の空気流入方向の長さとパッドの空気流入方向の長さLとの比を0.5以下の範囲内に設定することによって、高密度記録化、高信頼性化、低コスト化に優れた磁気ヘッドスライダ及びその支持体及び磁気ディスク装置を提供するのに効果がある。
請求項(抜粋):
記録媒体と対向する面側の、空気の流入側に設けた2つのパッドと、流出側に磁気ヘッドを搭載した1つのパッドを備えた磁気ヘッドスライダにおいて、前記流入側パッド及び流出側パッドは段差部を有し、前記各パッドはスライダの長手方向の長さが約1mmから約1.25mm、スライダの短手方向の長さが約0.8mmから約1mm、厚さが約0.2mmから約0.3mmの範囲であり、記録媒体面と接触する接触するパッド面の空気流入方向の長さとパッドの空気流入方向の長さとの比が0.5以下、前記流入側のパッド及び前記流出側のパッドの空気流入方向の長さと空気流入方向に対して垂直方向の長さとの比が0.4から1、記録媒体面と接触するパッド面の空気流入方向の長さと空気流入方向に対して垂直方向の長さとの比が1以下、前記段差部の深さが0.03μmから0.1μm、前記流入側のパッド及び前記流出側のパッドの高さが20μm以下の範囲内であることを特徴とする磁気ヘッドスライダ。

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