特許
J-GLOBAL ID:200903094711979158

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-011745
公開番号(公開出願番号):特開平11-208221
出願日: 1998年01月23日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 ブロックに多数のサイプを設けても、倒れ込みを抑制して十分な接地面積を確保できる空気入りタイヤを提供することを目的とする。【解決手段】 空気入りタイヤのトレッド表面に設けられたブロック18には、C方向に延びるジグザグ形状のサイプ40が設けられている。このサイプ40によって区画された小ブロック18a〜18fは、h1、h2の踏面高さで交互に形成されている。したがって、この空気入りタイヤを実車に装着して走行すると、踏面26からの接地荷重FによってC方向に圧縮される。この際、A方向に隣接する小ブロックの踏面高さが異なるため、C方向の圧縮量が異なる。この結果、隣接する小ブロックのA方向側面の凹凸部が強く噛み合い、小ブロックの倒れ込みを抑制する。したがって、サイプのエッジ効果を活かしつつ、ブロックの倒れ込みを抑制して接地面積を十分に確保できるため、氷雪路面において優れた走行性能を発揮できる。
請求項(抜粋):
トレッド表面に設けられたタイヤ周方向に延びる主溝と前記主溝と交差するラグ溝によって区画された複数のサイプ入りブロック状陸部を有する空気入りタイヤであって、前記サイプは、タイヤ幅方向に延びる仮想中心面を挟んで第1タイヤ周方向に凸な第1凸部と前記第1タイヤ周方向と反対の第2周方向に凸な第2凸部がサイプ深さ方向に交互に形成されており、前記ブロック状陸部は、踏面側が前記サイプによって複数の小ブロックに分割されており、少なくとも1つの小ブロックの少なくとも一部分は基底面から踏面までの高さが第1高さであり、前記サイプを挟んで隣接する小ブロックの少なくと一部分は基底部から踏面までの高さが第2高さであり、前記第1高さと前記第2高さに差があることを特徴とする空気入りタイヤ。
FI (2件):
B60C 11/12 A ,  B60C 11/12 C

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