特許
J-GLOBAL ID:200903094714460803
三次元画像処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048638
公開番号(公開出願番号):特開平10-244013
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 放射線治療計画の結果である線量分布と人体組織の位置関係,人体内の被爆状態を三次元的に表示する三次元画像処理方法を提供すること。【解決手段】 三次元配列のボクセルデータとして人体組織と線量分布を扱い、ボリュームレンダリング手法を用いてデータ値に閾値,不透明度,色を設定して人体組織と線量分布の三次元カラー表示を出力する。閾値の設定で、線量分布に対しては指定線量値の線量分布を表示できる。人体組織と線量分布を半透明で重ね合わせて三次元表示する。この三次元表示を任意の方向から観察したり、任意の切断面で切断して内部構造を観察することができる。設定は結果の表示を観察しながら対話的に行える。
請求項(抜粋):
画像データおよび外部からの命令を入力する入力装置と、入力された画像データを外部からの命令により処理するコンピュータと、処理結果を表示する表示装置と、処理結果を記憶する記憶装置を有する治療計画装置と、該治療計画装置の処理結果に基づいてガントリ,照射ヘッド,治療寝台の位置・方向、および、加速器のエネルギを制御する手段を有する放射線治療装置から構成される放射線治療システムにおける三次元画像処理方法であって、ボクセルデータとして三次元配列に人体の画像濃度値を格納した人体データ,ボクセルデータとして三次元配列に線量値を格納した線量分布データおよび注目組織領域の位置を格納した抽出組織座標データを前記入力装置から入力して、前記コンピュータの処理により前記抽出組織座標データを前記人体データに対応させて三次元配列に抽出組織の画像濃度値を格納した抽出組織データをボクセルデータとして作成し、前記コンピュータの処理により前記人体データ,前記抽出組織データおよび前記線量分布データを重ね合わせて前記表示装置に三次元表示する際、前記各データに対して、閾値を設定する処理と、不透明度を設定する処理と、任意切断面を設定する処理と、色を設定する処理と、重ね合わせの濃度比率を設定する処理と、重ね合わせた三次元表示の視点を任意方向に設定する処理を有することを特徴とする三次元画像処理方法。
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