特許
J-GLOBAL ID:200903094717802713

晶析溶剤回収設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-312286
公開番号(公開出願番号):特開平6-154501
出願日: 1992年11月20日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】 濃縮中に析出するタール状成分や固形分による装置上のトラブルがなく軽質ないし重質の有用溶剤成分を夫々精密に分離回収し得る溶剤回収設備を提供する。【構成】 蒸発器と精製蒸留塔とを主要構成要素とする設備からなり、蒸留塔は濃縮部及び回収部の比率を変更し得るように任意に切替え可能な複数の蒸気供給口を設けてなる晶析溶剤回収設備【効果】 軽質ないし重質の有用成分をそれぞれ精密に分離回収し得ると共にタール状成分や固形分の発生による設備上のトラブルも防止できる。
請求項(抜粋):
各種の晶析濾過母液等を濃縮することによって溶解成分がタール状に相分離したり固形物が析出する廃溶剤液から有用な溶剤を回収する溶剤回収設備において、蒸発缶ないし濃縮器等の蒸発器と精製蒸留塔とを主要構成要素とする設備からなり、前記蒸発器に導入した廃溶剤原液を濃縮し、気液を分離すると共に濃縮中に析出するタール分と固形分の精製蒸留塔への流入を防止して低沸点成分および高沸点成分を蒸気として前記精製蒸留塔へ導びき、該蒸留塔で両成分を精密分離するために該蒸留塔の濃縮部及び回収部の比率を変更し得るように任意に切替え可能な複数の蒸気供給口を蒸留塔に設けたことを特徴とする晶析溶剤回収設備。
IPC (2件):
B01D 3/00 ,  C02F 1/04

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