特許
J-GLOBAL ID:200903094719067824

磁気ディスクサブシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-053115
公開番号(公開出願番号):特開平5-257617
出願日: 1992年03月12日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】リードエラー多発時のデータリカバリ処理の無駄を省き、磁気ディスク装置の致命的なエラーが発生する前に、磁気ディスクの交換を可能とし、データの安全性、信頼性を確保する。【構成】磁気ディスク装置12の磁気ディスク上のトラックのデータを、上位装置からのアクススがない間に、データバッファ1に読み込み、データチェックを行なう手段と、データエラー多発時に、オフトラックリード処理、不良代替トラックリンク処理、ホームアドレスの再フオーマット処理の各リカバリ手段のどの処理をエラー発生トラックに適用するかを判断するリカバリ手段判断部7と、エラー発生トラックのエラー情報をログし、上位装置に報告する手段であるエラー情報保持部9、媒体不良状況報告部10とを有し、自動的に磁気ディスク装置12に対してリードチェックを行ない、そのエラー発生傾向により磁気ディスクサブシステム単独でデータリカバリ処理を判断し、適用可能とする。
請求項(抜粋):
データの書込み/読出しを行う磁気ディスク装置の磁気ディスク上のトラックのデータを格納するためのデータバッファと、前記データバッファへの前記データの読込み動作を制御する読込み制御手段と、前記読込み制御手段により前記磁気ディスクから読み出されたデータの誤りをチェック及び訂正するチェック訂正手段と、前記磁気ディスクからのデータの読出し動作時に磁気ヘッドの位置をトラックの中心からずらして前記データを読み出すオフトラックリード手段及び指定トラックのホームアドレスの再フォーマットを行う再フォーマット手段及び前記チェック訂正手段によりデータ誤りの多いトラックのデータを代替トラックに退避した後前記データ誤りの多いトラックを不良トラックとし不良代替のリンクを行うリンク手段の内の少なくとも一つから成るリカバリ手段と、前記チェック訂正手段によりエラーが発生したトラックのシリンダ番号、ヘッド番号、エラー発生頻度及び適用したリカバリ手段のエラー履歴をエラー情報として保持する保持手段と、前記保持手段により保持したエラー情報より発生したエラーの内容を解析しその解析結果と前記エラー情報とを上位装置に報告する解析報告手段とを備えることを特徴とする磁気ディスクサブシステム。

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