特許
J-GLOBAL ID:200903094719960448

ハロゲン化オレフィンの幾何異性化のための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  沖本 一暁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-280360
公開番号(公開出願番号):特開2008-110979
出願日: 2007年10月29日
公開日(公表日): 2008年05月15日
要約:
【課題】1つの幾何形態から、より好ましい幾何形態への異性化可能なハロゲン化C2-C6オレフィンを転化させる方法を開示する。【解決手段】好ましい方法面は、シス型化合物の少なくとも約50%を、より更に好ましくは少なくとも約70%をトランス型化合物へと転化させるのに有効な条件下で、シス型のC2-C6オレフィンをトランス型へと転化させることを含む。好ましい実施態様では、C2-C6オレフィンは、テトラフルオロプロペンを含み、シス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(シス-HFO-1234ze)は、好ましくは高い転化率且つ高い選択率で、トランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(トランス-HFO-1234ze)へと転化される。而して、好ましい実施態様では、高レベルの転化率及び選択率を達成するのに有効な条件は、好ましくは、化合物のシス型のうちの少なくとも約5%を他の化合物へと転化させ、そして化合物のトランス型への少なくとも約70%の選択率を更に達成するのに有効な反応温度及び滞留時間を含む反応条件下で、供給材料を、ハロゲン化金属酸化物、ルイス酸金属ハロゲン化物、0価金属及びそれらの組み合わせから成る群より選択される金属ベースの触媒に曝露することを含む。【選択図】なし
請求項(抜粋):
以下の工程:すなわち、 a)シス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペンを含む反応器供給物を提供する工程;そして b)該反応器供給物を、該供給物中にある該シス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペンの少なくとも一部分をトランス-1,3,3,3へ転化させるのに有効な触媒反応条件に導入する工程、該条件は、該供給物を、ハロゲン化金属酸化物、ルイス酸金属ハロゲン化物、0価の金属、およびそれらの組み合わせから成る群より選択される金属ベースの触媒に曝露することを含む を含む、シス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペンをトランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペンへと転化させる方法。
IPC (2件):
C07C 17/358 ,  C07C 21/18
FI (2件):
C07C17/358 ,  C07C21/18
Fターム (13件):
4H006AA02 ,  4H006AC27 ,  4H006BA03 ,  4H006BA09 ,  4H006BA14 ,  4H006BA19 ,  4H006BA20 ,  4H006BA25 ,  4H006BA30 ,  4H006BA37 ,  4H006BA55 ,  4H039CA99 ,  4H039CJ10
引用特許:
審査官引用 (1件)

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