特許
J-GLOBAL ID:200903094724562159

杭の施工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保 司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-347967
公開番号(公開出願番号):特開平10-183613
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 基礎杭として既製杭を建て込むのに、砂礫層等の地盤でも、確実に掘削できるとともに孔壁の崩壊も防止でき、しかも、産業廃棄物または産業廃棄物残土をほとんど発生させずに施工でき、工費も低廉ですむ。【解決手段】 掘削ケーシング3とスパイラルスクリュー5とからなる特殊オーガー1で、施工計画深度の所定割合の深度を掘削して先行掘削としてセメントミルク等の硬化材10を注入する量に応じた量と挿入するコンクリート既製杭12の体積に応じた掘削土を先行掘削の段階で地上に排土し、その後、この特殊オーガー1で行う後行掘削と同時にセメントミルク等の硬化材10を注入して掘削土と硬化材とで杭体積からコンクリート既製杭12の体積分を引いた分だけ孔内を満たし、該硬化材10が硬化する前にコンクリート既製杭12を挿入する。
請求項(抜粋):
先端に掘削ビットを設けたケーシングを外周に配置し、先端に掘削ビットを有する掘削ヘッドを設け、前記ケーシングと回転方向の異なるスパイラルスクリューを内側に配置した特殊オーガーで、施工計画深度の所定割合の深度を掘削して先行掘削としてセメントミルク等の硬化材を注入する量に応じた量と挿入する既製杭の体積に応じた掘削土を先行掘削の段階で地上に排土し、その後、この特殊オーガーで行う後行掘削と同時にセメントミルク等の硬化材を注入して掘削土と硬化材とで杭体積から既製杭の体積分を引いた分だけ孔内を満たし、該硬化材が硬化する前に既製杭を挿入することを特徴とした杭の施工法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-134426
  • 特開平3-287915
  • 特開昭54-155602

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