特許
J-GLOBAL ID:200903094726311889

空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-039961
公開番号(公開出願番号):特開平6-249017
出願日: 1993年03月01日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、燃料搬送遅れによる加減速時の空燃比変動を防止した空燃比制御装置を得る。【構成】 回転数N及び吸入空気量Aの情報に基づいて内燃機関の負荷状態値Toを求め、負荷状態値に対して第1のなまし係数を用いたフィルタ演算処理を行い第1のなまし負荷状態値T1を求め、第1のなまし負荷状態値に対して第1のなまし係数と異なる第2のなまし係数βを用いたフィルタ演算処理を行い第2のなまし負荷状態値T2を求める手段S21と、第1のなまし負荷状態値と第2のなまし負荷状態値との偏差により内燃機関の加減速状態値Eを求める手段S22と、加減速状態値に基づいて燃料噴射量Tを補正する手段S24とを含み、加減速状態の過渡時に燃料搬送遅れを効果的に補償して精度のよい空燃比制御を達成する。
請求項(抜粋):
内燃機関の作動状態を検出するセンサ手段と、前記センサ手段からのセンサ信号に基づいて前記内燃機関に対する燃料噴射量を制御するマイクロコンピュータからなる制御手段とを備え、前記センサ信号は、前記内燃機関の回転数及び吸入空気量の情報を含み、前記制御手段は、前記回転数及び前記吸入空気量の情報に基づいて前記内燃機関の負荷状態値を求める手段と、前記負荷状態値に対して第1のなまし係数を用いたフィルタ演算処理を行い、第1のなまし負荷状態値を求める手段と、前記第1のなまし負荷状態値に対して前記第1のなまし係数と異なる第2のなまし係数を用いたフィルタ演算処理を行い、第2のなまし負荷状態値を求める手段と、前記第1のなまし負荷状態値と前記第2のなまし負荷状態値との偏差により前記内燃機関の加減速状態値を求める手段と、前記加減速状態値に基づいて前記燃料噴射量を補正する手段とを含むことを特徴とする空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/10 330 ,  F02D 41/12 330

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