特許
J-GLOBAL ID:200903094737158489

データベース管理装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-135786
公開番号(公開出願番号):特開平11-327989
出願日: 1998年05月18日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】 互いに対応するデータが複数で独立して更新された場合であっても、データベースの規模が増大せず、少ない手間と少ない通信データ量とで、同期処理可能なデータベース管理装置を実現する。【解決手段】 両情報処理機器2は、共有フクロ内のティップ毎に、更新の有無を示すダーティ・ビットを作成し、非同期期間中、ティップへの操作に応じて更新する。シンクロナイズ処理部51は、同期処理の際、互いに対応するティップのダーティ・ビット同士を比較して、ティップが双方で更新されたか否かを判定する。双方で更新された場合は、例えば、同期処理の起動側など、予め定められたルールに従い、ティップの内容全てを伝送する前に優先側を決定する。さらに、シンクロナイズ処理部51は、非優先側の情報処理機器2へ、優先側のティップ内容を送出させ、非優先側のティップの内容を置き換えさせる。
請求項(抜粋):
複数のデータベース管理装置と、互いに通信可能になったデータベース管理装置に格納されたデータベース間で、対応するデータの内容を一致させる同期処理手段とを有するデータベースシステムを構成するために設けられ、少なくとも1つのデータベースを有するデータベース管理装置において、相手のデータベース内のデータに対応する自らのデータ毎に、前回の同期処理と次回の同期処理との間の非同期期間中における、データの変更を示す状態情報が記憶される状態情報記憶手段と、同期処理の際、互いに対応するデータからなる組について、それぞれの状態情報に基づき、当該データ組で変更されたデータが複数であるか否かを検出する衝突検出手段と、複数の場合、変更された複数のデータの内容全てを伝送する前に、いずれのデータを優先するかを決定して、上記同期処理手段に、優先側のデータの内容で非優先側のデータの内容を置き換えさせる優先側決定手段とを備えていることを特徴とするデータベース管理装置。

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