特許
J-GLOBAL ID:200903094743039173

塩化第一銅の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-350126
公開番号(公開出願番号):特開平5-170438
出願日: 1991年12月10日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 塩化第一銅の製造方法【構成】 エッチング廃液中の塩化第二銅を還元して得た塩化第一銅の回収物を金属銅と共に塩素ガスと直接反応させて塩化第一銅を製造することを特徴とする。【効果】エッチング廃液から回収した塩化第一銅粉中の未反応の金属銅を分離せずに高純度の塩化第一銅を生産性良く製造することができる利点がある。従来、湿式法によって製造される塩化第一銅には未反応の金属銅が多量に含有されており、これを分離除去する工程が極めて煩雑であったのに対して、本発明の製造方法によればこのような金属銅の分離工程が不要であり、製造工程が大幅に簡略化される。また湿式法得た塩化第一銅を金属銅と共に原料の一部として用いることにより塩化第一銅の浴温が低下し、この結果、浴面から発生する塩化第一銅のミストや輻射熱が減少し作業環境が改善されると共に浴中での金属銅の融着が防止され反応効率が向上する。また浴温の低下により浴中に導入する塩素ガス量を増すことができるので塩化第一銅の生産性が高まる。
請求項(抜粋):
エッチング廃液中の塩化第二銅を還元して得た塩化第一銅の回収物を金属銅と共に塩素ガスと直接反応させて塩化第一銅を製造することを特徴とする塩化第一銅の製造方法。

前のページに戻る