特許
J-GLOBAL ID:200903094754617667

データ通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253870
公開番号(公開出願番号):特開平8-125709
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 通信ラインが待機状態である期間を正確に測定することができ、データの送信タイミングの制御を正確に行うことができるデータ通信装置を提供する。【構成】 端末装置M,Sは、データ入力端子Sinに入力されるデータを通信速度に同期して検出し、ポートP0に入力される信号の電位をを予め定められるサンプリング間隔で検知し、スタートビットデータを受信したかどうかを判断する。制御回路2は、ポートP0の電位が第1の電位であるときは計時動作を行い、通信ラインKが待機状態である期間を計時する。この計時動作は、バイトデータの終了を示すストップビットデータが受信するタイミングでリセットされ、またスタートビットデータの受信タイミング以降は計時動作を行わない。これにより、データ通信速度が比較的遅く、1バイトデータ中に比較的長期間の第1の電位である期間が継続した場合であっても、この期間を待機状態であるとは認識せずに計時動作を行わない。
請求項(抜粋):
主端末装置と、主端末装置へのデータ送信の順序を決定する優先順位が定められている複数の副端末装置とを1つの通信ラインで接続し、通信ラインは予め定める第1の電位が待機状態であり、各端末装置は前記第1の電位とそれよりも低い予め定める第2の電位とを、複数種類の通信速度の中から選ばれた通信速度に応じたタイミングで切換えることによってデータを作成して送信し、各副端末装置は、主端末装置からの要求データに応答して前記優先順位に従って応答データを、少なくとも予め定める第1の待機期間あけて順番に送信するデータ通信装置において、前記要求データおよび応答データは、それぞれ少なくとも予め定める第2の待機期間をあけて送信される複数個のバイトデータから成り、前記バイトデータは、第2の電位に選ばれるスタートビットデータと、予め定める数のビットデータと、第1の電位に選ばれるストップビットデータとから成り、各端末装置は、通信速度に同期してバイトデータを検出するデータ検出手段と、予め定められるサンプリング間隔で通信ラインの電位を検出する電位検出手段と、通信ラインが待機状態である期間を計時し、前記データ検出手段によるバイトデータの検出終了タイミングでリセットされ、前記電位検出手段によって第2の電位が検出された後は計時動作を停止する計時手段とを備え、前記計時手段による計時期間が、予め定める第1の待機期間を超えたときは要求データまたは応答データが終了したと判断し、予め定める第2の待機期間を超えたときはバイトデータが終了したと判断することを特徴とするデータ通信装置。
IPC (2件):
H04L 29/06 ,  G05B 19/05
FI (2件):
H04L 13/00 305 A ,  G05B 19/05 L

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