特許
J-GLOBAL ID:200903094760137650

並列プロセッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-226892
公開番号(公開出願番号):特開平6-075929
出願日: 1992年08月26日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 負荷値の転送のためのパスを設けることなく、またプログラム実行時のパケット転送に対する影響を最小限に抑えた負荷分散を実現する。【構成】 プロセッサ内で計測した負荷値をパケットに付加し、パケットに付加された負荷値を、回路111内に送信元プロセッサ番号に対応して、記憶し、全てのプロセッサの負荷値の中から、最小の負荷を持つプロセッサの番号とその負荷値とを求めてそのパケットに付加する。さらに、各プロセッサは、受信したパケット内の最小負荷値を自プロセッサの負荷値と比較して、自プロセッサの負荷値が大きい場合に、最小負荷を持つプロセッサに向けて自プロセッサの負荷を分配する。【効果】 プログラム実行時のパケットに負荷情報を付加してパケットの転送路を利用するため、転送のための専用のパスを設ける必要がなく、また通常のパケット転送に影響を与えない。
請求項(抜粋):
ネットワークによって接続された複数のプロセッサからなる並列プロセッサにおいて、各プロセッサ内に、他のプロセッサにあてて送信するパケットにその各プロセッサの負荷値を付加してそのネットワークに送信する手段を設け、該ネットワークに転送されたパケットに付加された負荷値を送信元プロセッサに対応して記憶する手段を該ネットワークに設けた並列プロセッサ。

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