特許
J-GLOBAL ID:200903094762717832
垂直スピンドル構造体におけるスピンドル潤滑油の捕集・回収装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
大城 重信
, 山田 益男
, 加藤 雅夫
, 佐藤 文男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-188001
公開番号(公開出願番号):特開2005-021922
出願日: 2003年06月30日
公開日(公表日): 2005年01月27日
要約:
【課題】公転及び自転する垂直スピンドルの軸受部から漏れる潤滑油を公転による遠心力に反して向心方向側で回収する。【解決手段】軸受部から漏洩した潤滑油を案内する傘状リング部14を有する傘状スリーブ10を前記スピンドル1に固定し、且つ前記公転部材2に前記傘状リング部から垂れる潤滑油を受ける環状溝21を有する捕集キャップ11を固定し、該捕集キャップの環状溝21は、向心側に狭間隙区間Aを設けてそこにトラップ23を形成してある。環状溝21に落下した潤滑油は、狭間隙区間Aでは傘状スリーブの回転により、公転による遠心力に抗してその方向に引きつられ、広間隙区間Bでは回転状態の傘状スリーブに付着している潤滑油は、自転による遠心力によりトラップの外周壁26に飛散し、トラップ23内に溜まる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
主軸周りに公転する公転部材の外周部寄りに、軸受部により垂直方向に軸受されて垂下するスピンドルを有するスピンドル構造体におけるスピンドル潤滑油の捕集・回収装置であって、前記軸受部から漏洩した潤滑油を案内する傘状リング部を有する傘状スリーブを前記スピンドルに固定し、且つ前記公転部材に前記傘状リング部から垂れる潤滑油を受ける環状溝を有する捕集キャップを固定し、該捕集キャップの環状溝の外側内壁面と前記傘状リング部の外周面とが間隙を介して対向配置してなり、前記環状溝は、前記スピンドルの公転経路よりも内側の一部に、外側内壁面が他の部分より径大となって前記傘状リング部の外周面との間隙が大きくなっている広間隙区間を有し、該広間隙区間に潤滑油の回収穴を形成してなることを特徴とする垂直スピンドル構造体におけるスピンドル潤滑油の捕集・回収装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
4L056BD32
, 4L056DA22
, 4L056DA73
, 4L056EC42
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