特許
J-GLOBAL ID:200903094763313093
ハロゲン化銀カラー写真感光材料およびカラー写真画像形成法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-302664
公開番号(公開出願番号):特開平5-113637
出願日: 1991年10月23日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 混色が少なく、且つ光退色や暗所での長期間保管によるステインの発生が少ないカラープリントを迅速処理によって得ることができるカラー感光材料とカラー画像形成法を提供する。【構成】 シアンカプラー含有高塩化銀乳剤層が三種の高塩化銀乳剤層のなかで支持体より最遠に位置し、該シアンカプラー含有高塩化銀乳剤層の上方に紫外線吸収剤を含有するが,ハイドロキノン類を含有せず、またその下方にハイドロキノン類およびフェノール類化合物を含有するが,紫外線吸収剤を含有しない層構成のカラー感光材料、及びこの感光材料を用い現像から4分以内で水洗または安定化までの処理を完了するカラー画像形成法。るステインの発生が少ないカラープリントを迅速に得ることができる。
請求項(抜粋):
反射支持体上にイエロー、マゼンタ、シアンにそれぞれ発色するカプラーのいずれかを含有する互いに感光性の異なる三種の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、(1)該シアンカプラーは一般式(C)で表される化合物であり、しかもこのシアンカプラー含有ハロゲン化銀乳剤層は、それぞれ異なった種類のカプラーを含有する三種のハロゲン化銀乳剤層のうちで最も支持体より遠くに位置し、(2)下記の一般式〔I〕で表される化合物と、一般式〔III 〕で表される化合物のそれぞれ少くとも1種を、紫外線吸収剤と実質的に共存せず含有する親水性非感光層が該シアンカプラー含有ハロゲン化銀乳剤層に隣接して下方(支持体側)に塗設され、(3)紫外線吸収剤を、下記一般式〔I〕で表される化合物と実質的に共存せずに含有する親水性非感光層が該シアンカプラー含有ハロゲン化銀乳剤層の上方に塗設され、且つ(4)各乳剤層に含有されるハロゲン化銀の平均塩化銀含有率が90モル%以上であることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。【化1】式中R1 は置換もしくは無置換の、脂肪族基、芳香族基または複素環基をあらわす。R2 は炭素数2以上の置換もしくは無置換の脂肪族基、R3 は水素原子、ハロゲン原子、置換もしくは無置換の、脂肪族基、芳香族基またはアシルアミノ基を表す。Yは水素原子または現像主薬の酸化体とのカップリング反応時に離脱しうる基を表す。【化2】式中R11は水素原子あるいは置換基を表し、R12はR11と同一でも異なってもよく水素原子あるいは置換基を表す。R13とR14は同一でも異なってもよく水素原子あるいは置換基を表す。但し、R11〜R14の少なくとも一つは置換基でなければならない。【化3】式中、Aは、2価の電子吸引基を表わし、R31は、脂肪族基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルアミノ基、アニリノ基、ヘテロ環アミノ基またはヘテロ環基を表わす。lは、1または2である。R32は脂肪族基、アルコキシ基、ヒドロキシル基またはハロゲンを表わし、mは0から4の整数である。上記フェノール環にはQで形成されるベンゼン環もしくはヘテロ環が縮合していてもよい。
IPC (6件):
G03C 7/34
, G03C 1/035
, G03C 1/815
, G03C 7/20
, G03C 7/392
, G03C 7/407
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