特許
J-GLOBAL ID:200903094774104461

ボビントラバース幅変動機構を備えた巻取機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 来住 洋三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-189477
公開番号(公開出願番号):特開平5-008935
出願日: 1991年07月04日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】ボビントラバース方式の線材巻取りにおいて、線材のボビンへの巻き乱れを確実に防止するために、ボビンのトラバース方向の反転動作を自動的に正確に行うようになし、線材のツバ際における巻き崩れがないようにする。【構成】パルスモータ6によって駆動されるねじ軸4により往復動される左右一対の反射型光センサ7、7 ́を備え、該二つの光センサによって、巻取機本体1の側面に設けた被検知用突起3の左右のエッジを検知し、その検知信号によってボビントラバース駆動モータDMを反転させ、パルスモータ6をマイクロプロセッサを有するトラバース反転位置制御装置PCによって制御し、トラバース反転動作の度に、予めプログムされた法則に従って、該二つの光センサの位置を線材の巻きの所定ピッチ分、基準位置から左右移動させるようにした。
請求項(抜粋):
ガイドレールによって案内されて左右に往復動する巻取機本体の側面に被検知用突起を突設し、巻取機のガイドレールに平行なねじ軸に左右一対のセンサブロックを螺合させるとともに、このセンサブロックをねじ軸によって左右に往復動自在に案内し、光センサを上記センサブロックにそれぞれ装着し、上記ねじ軸をパルスモータによって駆動し、光センサが被検知用突起の位置を検知したとき、その検知信号をトラバース駆動制御装置に伝達し、これによってボビントラバース駆動モータを反転させ、上記ねじ軸をパルスモータによって駆動し、このパルスモータをトラバース反転位置制御装置によって制御し、トラバース反転位置制御装置がマイクロプロセッサを有し、上記のトラバース反転動作の度に、予めプログラムされた法則に従って、センサブロックの位置を線材の巻きの所定ピッチ分、基準位置から左右に移動させるようにパルスモータを制御するようにしたボビントラバース幅変動機構を備えた巻取機。

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