特許
J-GLOBAL ID:200903094774845054

ドラフト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-008622
公開番号(公開出願番号):特開平6-235127
出願日: 1994年01月28日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 繊維を確実に案内できかつ紡績された糸の高い均一性が得られるようにする。【構成】 紡績機械においてスライバをドラフトするドラフト装置が、上側及び下側の引込みローラと、上側及び下側のエプロンと、上側及び下側のエプロンガイドと、上側及び下側の引出しローラとを有し、上側のエプロンが上側の引込みローラ及び上側のエプロンガイドを介してかつ下側のエプロンが下側の引込みローラ及び下側のエプロンガイドを介して循環し、更に下側のエプロンが上側のエプロンと協働して、両エプロン間でスライバを締め付けるための締め付け面を形成し、スライバが締め付け面内で締め付けられて、次いでエプロンを介して上側及び下側の引出しローラの間に形成された締め付け個所に案内される。スライバがほぼS字形の経路を介して案内されかつこの経路の沿った運動の大部分に亘って両エプロンの間に掴まれるような、配置形式が講じられている。
請求項(抜粋):
紡績機械においてスライバをドラフトするためのドラフト装置であって、ドラフト装置が上側及び下側の引込みローラと、上側及び下側のエプロンと、上側及び下側のエプロンガイドと、上側及び下側の引出しローラとを有していて、上側のエプロンが上側の引込みローラ及び上側のエプロンガイドを介して循環しかつ下側のエプロンが下側の引込みローラ及び下側のエプロンガイドを介して循環するようになっていて、更に、下側のエプロンは上側のエプロンと協働して、両エプロン間でスライバを締め付けるための締め付け面を形成しており、スライバが上側及び下側の引込みローラの間に進入しかつこの際上側及び下側のエプロンの間で締め付けられた場合に、スライバは締め付け面内で締め付けられて、次いでエプロンによって上側及び下側の引出しローラの間に形成された締め付け個所に案内されるようになっており、それぞれのエプロンを偏向する、上側及び下側のエプロンガイドの一方のエプロンガイドの突出範囲がそれぞれ他方のエプロンを偏向する、上側及び下側のエプロンガイドの他方のエプロンガイドの突出範囲よりも、引込み及び引出しローラの近くに延びている形式のものにおいて、上側及び下側のエプロンガイドが湾曲したエプロンガイド面を有していて、このエプロンガイド面は、エプロンが上側及び下側の引込みローラから突出範囲に向けて移動する場合、それぞれのエプロンと接触する少なくとも接触長さ全体に亘って延びており、上側及び下側のエプロンガイドが協働して、締め付け面から上側及び下側の引出しローラまでスライバ用のほぼS字形の経路を形成しており、両エプロンが締め付け面に隣接するS字形の経路の少なくとも第1の湾曲区分に亘って互いにほぼ並行に位置していてかつスライバが少なくとも一方のエプロンを介して案内されることを特徴とする、ドラフト装置。
IPC (2件):
D01H 5/88 ,  D01H 5/86

前のページに戻る