特許
J-GLOBAL ID:200903094775016183

ダブルスーパーヘテロダイン無線機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-339901
公開番号(公開出願番号):特開平5-152988
出願日: 1991年11月28日
公開日(公表日): 1993年06月18日
要約:
【要約】【目的】 帯域通過ろ波器の中心周波数のずれによる符号間干渉の低減を図る。【構成】 AFC回路1は32が送信周波数fTXの受信周波数fRXへの同期化をした後に以下の動作をする。ROM11にはBPF30の各温度での中心周波数からのずれが製造誤差によるものと共に設定してある。12は検出した温度での偏差値をROM11に出力させる。10は52のカウント値とROM11の出力値とを加算する。その加算値と規定値との大小関係が13にて判定され、その判定結果に基づき14から所定のパルスが出力され、そのパルス数が15にて増減カウントされ、そのカウント値が16にてアナログ化され、発振器2の発振周波数が設定される。発振器2はBPF30の中心周波数に同期した状態でセカンドローカル周波数f2LO を発生する。その結果、BPF30の中心周波数とセカンドIF周波数f2IF とが一致し、符号間干渉が低減される。
請求項(抜粋):
アンテナで受信された受信信号をファーストローカル信号にて周波数変換してファーストIF信号を出力するファーストミキサと、このファーストミキサの出力をセカンドローカル信号にて周波数変換するセカンドミキサと、このセカンドミキサの出力をろ波処理する帯域通過ろ波器と、この帯域通過ろ波器の出力を増幅しセカンドIF信号を出力する増幅器とを備える受信系と;設定信号に従った所定周波数の基準信号を発生する基準発振器と、この基準発振器の出力に基づき前記ファーストローカル信号を発生するファーストローカル発振器と、前記基準発振器の出力に基づく所定周波数の送信信号を前記ファーストローカル信号にて所定送信周波数の信号に周波数変換して前記アンテナへ出力する送信ミキサとを備える送信系と; 前記セカンドIF信号の周波数と前記セカンドローカル信号の周波数との和と規定値との大小関係に応じた値の前記設定信号を発生して前記ファーストローカル信号の周波数が受信周波数と前記ファーストIF周波数との差の周波数に一致するように可変し送信周波数を受信周波数に同期させる第1の自動周波数制御(AFC)回路と; を備えるダブルスーパーヘテロダイン無線機において; 前記帯域通過ろ波器の中心周波数情報を発生する手段を備え、前記セカンドローカル信号の周波数と前記中心周波数情報との和と規定値との大小関係に応じて前記セカンドローカル信号の周波数を制御し当該セカンドローカル信号の周波数を前記帯域通過ろ波器の中心周波数に同期させる第2のAFC回路; を備えたことを特徴とするダブルスーパーヘテロダイン無線機。
IPC (2件):
H04B 1/26 ,  H03L 7/06

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