特許
J-GLOBAL ID:200903094781268437

新規なエポキシ化合物およびこのものを用いた活性エネルギー線硬化型エポキシ樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 克之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-063033
公開番号(公開出願番号):特開2002-265560
出願日: 2001年03月07日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】シクロヘキサノール基を含む化合物のグリシジルエーテル化方法であり、従来の製造方法に比べて塩素含有成分の量が比較的少なく、無色透明で、かつ耐熱性、機械的強度、強靭性などが改良され、腐食や外観が問題となる用途にも用いることができ、かつ接着性に優れるため、腐食が問題となる電気・電子用の接着剤や注型剤、封止剤、積層板などの用途にも用いることができるようなエポキシ化合物の製造法およびその方法で製造された安価なエポキシ化合物に光カチオン重合開始剤を含む活性エネルギー線を利用した硬化性組成物提供する。【解決手段】シクロヘキサノール基を含む化合物にエピクロルヒドリンを付加させクロルヒドリン体にする反応で、反応温度を途中で変化させることにより副生成物である塩素含有成分の生成を抑制し、生成物が含有する塩素成分が0.5〜1.5%にする。上記方法で得られたエポキシ樹脂に光カチオン重合開始剤を添加し、活性エネルギー線を照射して光硬化させる。
請求項(抜粋):
一般式1の化合物とエピクロルヒドリンから合成される一般式2で表されるエポキシ化合物であり、生成物が含有する全塩素成分が0.5〜1.5%の範囲にある新規なエポキシ化合物。一般式1【化1】(Rは水素原子またはC1〜5のアルキル基、a、bは1〜4の自然数、Yは1〜10のアルキレン基、アルキリデン基または直接結合を示す。)で表されるシクロヘキサノール基を持つ化合物一般式2【化2】(nは0〜10、G1、G2は水素原子又はグリシジル基を示す。但し、G1、G2共に水素原子であることはない)
IPC (2件):
C08G 59/04 ,  C08G 59/68
FI (2件):
C08G 59/04 ,  C08G 59/68
Fターム (6件):
4J036AC01 ,  4J036AC08 ,  4J036AJ08 ,  4J036GA01 ,  4J036GA03 ,  4J036GA07

前のページに戻る