特許
J-GLOBAL ID:200903094789500720

GPSナビゲーション装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-297318
公開番号(公開出願番号):特開平8-160119
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】【目的】受信可能なGPS衛星数に依らず、最低1個以上受信できる状態であれば、途切れることなく高精度な現在位置を出力し続けることができるGPSナビゲーション装置を提供する。【構成】受信可能なGPS衛星数が3個以上の場合には測定した疑似距離変化率から移動体の速度ベクトルを算出する第1の移動体速度ベクトル算出部12と、受信可能なGPS衛星数が3個未満の場合には1または2個のGPS衛星についての疑似距離変化率、及び上記3個以上のときに確定した速度ベクトルから求めたGPS方位にジャイロセンサ310より求めた移動体回転角を加えて求まる移動体の現在方位から移動体の速度ベクトルを算出する第2の移動体速度ベクトル算出部16と、各々得られた速度ベクトルから移動体の位置を推定する移動体位置推定部18とを有する。
請求項(抜粋):
GPS衛星からのGPS信号を受信し、受信可能なGPS衛星が所定数以上ある場合、通常測位により移動体の位置を決定するGPS受信機を有するGPSナビゲーション装置において、通常測位が可能かどうかを判定する受信状態判定手段と、前記GPS受信機で受信されたGPS信号から、GPS衛星毎に疑似距離変化率を測定する疑似距離変化率計測手段と、前記受信状態判定手段により通常測位が可能と判定された場合、通常測位によって決定される移動体の位置、及び、前記疑似距離変化率計測手段により計測される疑似距離変化率から、移動体の移動速度ベクトルを求める第1の速度ベクトル算出手段と、移動体の回転角を測定する回転角測定手段と、前記受信状態判定手段により通常測位が不可能と判断された場合、通常測位が可能であった時点に前記第1の速度ベクトル算出手段により算出された移動速度ベクトルと、前記移動速度ベクトルが算出された時点から現在までの前記回転角測定手段により測定された移動体の回転角の履歴とから、移動体の移動方位を算出する移動方位算出手段と、前記GPS受信機で受信されたGPS信号から、GPS衛星毎に衛星情報を測定する衛星情報取得手段と、前記受信状態判定手段により通常測位が不可能と判定され、かつ、1個以上のGPS衛星が受信可能な場合、GPS衛星衛星毎に、前記疑似距離計測手段により計測された疑似距離変化率及び前記衛星情報取得手段により測定された衛星情報と、前記移動方位算出手段により算出された移動方位とから、移動体の移動速度ベクトルを求める第2の速度ベクトル算出手段と、通常測位可能な場合には前記第1の速度ベクトル算出手段で求められた移動速度ベクトルから、通常測位不可能な場合には前記第2の速度ベクトル算出手段で求められた移動速度ベクトルから、移動体の位置を推定する位置推定手段とを有することを特徴とするGPSナビゲーション装置。
IPC (5件):
G01S 5/14 ,  G01C 19/00 ,  G01C 21/00 ,  G01S 5/02 ,  G08G 1/0969
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 車上測位装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-057285   出願人:アイシン精機株式会社

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