特許
J-GLOBAL ID:200903094791373050

箱体の包装方法及び該方法に用いる加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-123165
公開番号(公開出願番号):特開2000-313414
出願日: 1999年04月28日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 開閉部と本体部との見開き面側における境界付近にしわが生じることも防止でき、見開き面側における見栄えを向上させる。【解決手段】 第1の加熱手段30により、箱体10の見開き面が下側となるように載置して加熱する際には、該箱体10の下方からのみ加熱する。従って、従来のように加熱の際にジグで挟みつけていないにも拘わらず、収容袋20は、見開き面側である開閉部12の裏面と本体部11の表面側のみが収縮し、上側に位置している開閉部12の表面及び本体部11の裏面は、ほとんど収縮しない。このため、収縮する場所が集中することもなく、見開き面側において比較的均等に収縮していき、第1の収容部21と第2の収容部22との境界付近にしわが集中することがなく、見開き面側における見栄えを向上させ、表示されている文字等を見やすくすることができる。
請求項(抜粋):
六面体からなり、内部に任意の物品が収容される本体部と、該本体部を構成するある一面の一側縁から突出するように延び、該一側縁を中心とし、当該ある一面に対して離接可能に設けられた開閉部とを備えた箱体の包装方法であって、幅及び長さが前記開閉部とほぼ同じ第1の収容部と、幅及び長さが前記本体部の幅及び長さよりも大きい第2の収容部とが一体的に形成され、かつ第2の収容部の端部に開口部を有するように形成したプラスチックフィルムから構成される収容袋内に、前記開閉部と前記本体部の一面とを見開き状態にして、開閉部が第1の収容部に、本体部が第2の収容部にそれぞれ位置するように収容する第1の工程と、前記収容袋内に収容された箱体を、その開閉部と本体部の一面とから構成される見開き面が下側となるように、加熱部がコンベアの下方のみに配設された加熱装置の該コンベア上に載置し、該コンベアにより搬送しながら加熱する第2の工程とを具備することを特徴とする箱体の包装方法。

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