特許
J-GLOBAL ID:200903094792305393

デジタルコードレス電話システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-003693
公開番号(公開出願番号):特開平9-200852
出願日: 1996年01月12日
公開日(公表日): 1997年07月31日
要約:
【要約】【課題】親機に対する待受と子機に対する待受とを並行しながら子機間通信での接続率を高め、且つ無線部電源ONの時間を少なくし、電池消費を削減する。【解決手段】子機はサービス圏内にいれば、親機が定期的に送信している下り論理制御チャネルの構造を知っていて自群の着呼信号を受信出来る状態になっている。親機は送信する全群の着呼信号内に時刻情報を設け、主装置(交換機)から受信した時刻情報を子機に報知する。これによりサービス圏内の全子機は、時刻合せをすることが可能になる。この受信時刻を基に一定時刻に限定した子機間通信呼出と待受を行う。また発側子機は下り論理制御チャネルの構造から全群の着呼信号タイミングを求め、着側子機の子機間通信呼出番号により着呼信号から(P*1TDMA)経過したタイミングに限定した子機間通信呼出と待受も行い、空いている時間は親機に対する待受を行う。
請求項(抜粋):
公衆電話回線網に接続する主装置と、この主装置にISDN回線に接続する複数の親機と、この複数の親機のそれぞれに無線回線で接続する複数の子機とからなり、同一周波数を用いて送信と受信とを時間的に異ならせて前記親機と前記子機間の通信を行うデジタルコードレス電話システムにおいて、前記主装置は前記複数の親機の総てに対して前記ISDN回線を介して予め設定された時刻にその時刻情報を伝え、前記複数の親機のそれぞれは自己の前記子機の総てに対しその子機が必ず受信する着呼信号受信タイミングで着呼を報知する必要のない間に下り制御チャネルのUSCCH信号によって前記時刻情報を送信し、前記子機は前記USCCH信号によって受信した前記時刻情報により内部に保持している時計の時刻合せを行い、前記子機間相互の通信を行う子機間通信時に、発側子機は受信した前記時刻を基準に予め設定した一定時間毎に着側子機の呼出しのための上り信号を送信し、前記複数の子機のそれぞれは受信した前記時刻を基準に予め設定した前記一定時間毎に内部の無線部電源をオンにして前記子機間通信の呼出しの有無のスキャンを行い、前記複数の子機のそれぞれは前記一定時間に限定した前記子機間通信の呼出しと待受けとを行い、空いている時間は前記親機に対する待受けを行うことを特徴とするデジタルコードレス電話システム。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04B 7/26 101
FI (2件):
H04B 7/26 109 B ,  H04B 7/26 101
引用特許:
審査官引用 (2件)

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